園田競馬と来客 [日記]
最近はブログ日記も2,3日に1回のペースになりつつあるが、原因は8月が妙に忙しかったのと、写真のアップロードが朝方以外は時間がかることにある。待っているだけで時間を使ってしまうのだ。パソコンが重くなっているのも原因のようだが、アクセスの関係だろうか、時間帯によっても異なる。
昨日は(8月30日火曜)久し振りに園田競馬に行く。つい先日、熊本の荒尾競馬が廃止の方向の記事を読んだので複雑である。時代と言ってしまえばそれまでだが、本当に今はどうなっているのだろう・・
今朝の新聞で大阪市長選の立候補予定者の支持率が出ていたが、それも似たような流れで?がっかりさせられる。心のどこかで、見ざる言わざる聞かざるの心情である・・
ニンジンをもらってゴキゲンのマコーリー、平和な風景だ。
また全レースに誘導馬のシステムが復活して、平常に戻った。今は普通や平常と言った言葉にズシリと重みがある。
馬がイヤイヤをしている。でもこういった馬はやる気がある?
外で1レースを見る。
競馬をやっていると、知らない間に馬に魅せられている・・
3Rのスタート直後の直線コース
最近は3連複に徹している。3連単や馬単に比べると配当は低いが、リスクも少ないのだ。ギャンブルは負けすぎると精神衛生上よくないので、勝つことを中心に置くよりも味わう?方がよい・・ルーレットで言うと1~12、13~24、25~36の3倍から6倍に張るようなものだろうか?決して36倍をねらわない・・
この日きたねらいのひとつ、4R2歳馬の「ファーストトライ競争820メートル」である。9番イケイケアル(川原騎手、田中厩舎)を見たかったからだ。名前がいい・・ホクセツサンデーのように育ってほしいものだ。
レースは完敗だった。2番のランバダビーンが快勝した。
今日は来客があるので、後半のレースを前売りで買って早めに帰る。成績は芳しくないのだが、やや荒れ模様の結果のようだ。
14時半に帰宅する。
16時前に来客があった。浦野七段と白夜書房のSさんで、再版になるので本の協力のお礼に回っているらしい。
金太郎も初めは硬かったが、しばらくして普段どおりにおしゃべりタイムになっていた。来客が多いせいもあるが、かなり慣れてきているのだ。
2時間ほどあれこれ話をして過ごす。金太郎も加わっていた?
前売りは8,9,10レースとも馬券は当たっていたが、配当が低いのでトータルでは少し負けだった。でも最近はネットのオッズパークのほうが好調で、こちらは3連複に徹してからはプラスに転じている。
不思議なことに忙しい合間にさっと買ったほうがいいようだ?JRAの方も3連複に徹してからは、あまり負けなくなった。何でもそうだが、力むと逆効果で自然体がいいのだが、欲と無欲の兼ね合いが難しい。執念と諦念の差だろうか?
自分の人生も似たようなペースになってきていて、執念と諦念が交錯しあっているのかもしれない。世の中が自分の思うようにならないことを膚で感じて、泣きながら体験すること・・これがない人間はある意味で恐いかもしれない・・もっとも味わいすぎてもいじけたり萎縮してしまうかもしれないのだが・・
世の中や人間の恐さを知る・・それがとっても大切なことのように思う・・
土日月の日記 8月27日28日29日 [日記]
土曜日の日記 8月27日
☆土曜コース、土曜教室
私の手に乗る金太郎、こういうときは力を緩めて握っているのだ。ケージに戻りたくないときは、きつく掴んで離さない。
この日は午前中、子ども土曜コースだった。夏休みもそろそろ終りになってきて、休み気分も取れつつある?私が指導で藤原二段が補佐をする。従来の体勢に戻したのだが、後半は少し騒がしかったかもしれない・・
指導対局は三面指しで、各10分切れ30秒である。有段者の昇級試験の場合は5分増やす。全体ではみんな落ち着いて指導を受けているように思う。ややパワー不足だろうか。
五枚落ち戦で、ここからは7二飛から7四歩の反撃がよい。
二枚落ち戦で、ここでは4三金の活用がよさそうだ。実戦は5五歩、6五銀、同銀、同銀、6四歩、4四桂と進んだ。
将棋は「終盤力によって指し方を変えたほうがいい」かもしれない。終盤の力によって、先の展開が変わるからだ。この辺が難しいところだ。
微妙な戦いの局面だ。8八馬、5七香と進んだ。
午後からは土曜教室だった。前回よりは少なめだった。終ってから喫茶店に行く。この時間は割りとのんびりできる。
金太郎の夜の遊びタイムである。夜は電気を消すと真っ暗なので、いつでもケージに戻せるので私の方にも余裕がある?金太郎もわかっているので悪あがきはしないのだが、ときどき悪さをする・・すかさず電気を消すとじっと困ったような表情をする。
「金太郎、そろそろネンネ」というと飛んでいってハンガー遊びをする。まだ寝ないよの意思表示である。そこで遊びに付き合う。
第二の遊び場だ。
最近はますますハンガーを落とすのがうまくなっている。
襖の桟にぶら下がり木の部分をかじる。我が家はある面で金太郎の好き放題だが、その分、いっぱい癒してくれる、おつりがくるほどだ?
私のパソコンの回りで遊ぶとき、プリンターをいじらせないように、こうやって遊んでごまかすのだ。金太郎はでんぐり返ってうれしそうである。いつものポーズだ。
日曜日の日記 8月28日
☆子ども日曜コース
朝、ケージから出すときもときどきわざと放っておくと、こんな風に自分で金具を開けてでるのだ。理屈どおりに落ち着いて素早くするので驚く。ヨウムは脱走の名人らしい。
金太郎は朝と夜に出すのだが、朝はカーテンを閉めて電気を消してもまだ明るいので、いざというときに捕まえるのが大変だ。たまに逃げ回ることがある。
金太郎を戻して部屋の掃除のときに、電話がかかってきた。急用で車を走らせる。何とか片付いて教室の準備を始める。
午前中は子ども日曜コースAだった今日も私が指導した。西田三段が補佐で、阪上二段が手合いだった。
この日は試験が二局あった。規定の成績を挙げれば昇級試験だ。勝つまで何回でも対局するのだが、何ヶ月かかかるケースもある。これは有段者の昇級を厳しくする制度である。その代わり堂々たる昇級になる。
飛香落ちでほぼ定跡形だが、ここから9八歩と垂らして6五歩と攻める筋になる。飛香落ちではやはり「終盤力」が大切だ。攻め潰そうでなくて、終盤の寄せを勉強する感覚がよい。
二枚落ちの昇級試験の将棋だが、この辺での対応が勝負を分ける。
六枚落ちで我流?気味だが、こういう風に上手の金銀に盛り上がられると勝ちにくい。やはり端を破る序盤の方が明快だ。
午後からは日曜コースBだった。阪上二段が指導で、私が補佐で西田三段が手合いだった。このコースは人数が減ってきたのと、内容がもったいないので?(指導陣が多い)何か案を考えている。指導と昇級システムと特訓を兼ねたようなコースにしたい?
私も指導するのだが、平手もOKにしている。将棋は指導の場合駒落ちと平手の両方がいいように思う。
8月の最終日曜日なので、息子と義父と義母らが集まって食事会だ。奨励会試験やその他も落ち着いて、ようやく遅れてきた我が家の夏休みの一環である。
食事の後は妻の手品とクイスコーナーだった。手品はうまくなった?もちろんタネは教えてくれない。こういう場合は観客の私はやりやすいそうだ。
終って息子を交えて歓談する。今は食っていくのも難しい時代だが、あれこれと悩ましいことも抱えないとしょうがない・・私自身もこれから数年はいろんなことでフル回転しなければと思っている。おもうようにままならないことばかりだが、そんな状況でも確実に言えるのは、自分にできる身近なことをこなしていくことだろうか。
月曜の日記 8月29日
☆加古川に行く
我が家の夏休みがきたと思ったら、8月もほぼ終わりである。
妻の歯科通院帰りを待って、ドライブに出かける。金太郎がさみしがっていたが、キリがないので我慢させる?
加古川に行くスケジュールを立てたが、高速に乗った途端に火災車発生のため渋滞6キロの表示が出る。たまのドライブなのに・・今は夏休みのせいもあって、どことなく車が多い。しかも危なっかしい?運転が多い気がする。
初めの目的地「ポプラ」で食事をする。妻の情報収集能力はすごいので、私はお任せである。何も考えないで遅れた昼食にする。
ドカンと出てきたのは「Cランチ」である。890円なのだが、トンカツ、コロッケ、カラアゲがどっさりと、何と言っても驚いたのがご飯だ。私の1週間分がどっさり出て声を失う・・「減らしてください」ということも忘れて思わず見入ってしまう。
ようやく妻のねらいがわかった・・そういう料理がドカンのレストランなのである。
がんばって食べるが、もちろん中投げ、投了、完敗である・・店の人にあやまってコーヒーをもらう。「あのう、先に行ってもらえば減らせますので・・」感じのいい兄ちゃんが気の毒そうに教えてくれた。レジでも「また来てくださいね」敗者をいたわる?言葉をかけてくれた。
あたりを見回すと、レストランや喫茶店が多い。「大食い街道かなあ・・」車を走らせながら、そういえば神吉七段も加古川だったなあと思い出す・・
今度来たときは何を注文しようか・・
次は加古川の市内に向かって走る。以前から気になって訪ねたかった「ニッケの社宅」探しである。
昔風の雰囲気がある風景がいっぱい残っている。
暮らしのにおいがする?
子どもの頃を思い出すような空気を吸う。
ニッケの工場があった。社宅は点在しているらしくて、よくわからない。暑いので歩き回るのも無理である。
川を隔てて2箇所に工場があり、映画のロケに使われた社宅は駅のほうのようだ。
結局あきらめて、また次回に出直すことにした。季節がよくなってゆっくり散策したい。
子ども達は元気だ・・
帰りも宝塚トンネルあたりで事故渋滞で8キロの表示が出たので、三田ICで降りる。176号線を走った。
久し振りのドライブはやや不完全燃焼だった。
19時にT君一家が来て話をする。懇談である。
21時過ぎに終ったが、昼食の余韻でお腹が空かない・・コンビニでカップうどんを食べることにした。
水、木,金曜の日記 8月24日、25日26日 [日記]
水曜の日記
☆奨励会二次試験、奨励会例会
水曜日はオフだったが、家で仕事しながら休んだ。O君の二次試験の結果を待っていたが・・だめだったようだ。待ちくたびれたが、どっと疲れが出る。今年の受験は私の門下では4名受験で合格者はいないことになった。ある程度は覚悟しての夏の特訓のスタートだったが、結果的にも実力不足の結果に終わったようだ。でもみんな追い上げて健闘はしたと思う。そういう面で私も悔いはない。
弟子の苦闘を見ていると、自分にできることをこなしていくこと・・そして物足りない面をどう伝えていくかだろうか・・私は弟子というのは勝負の結果のみの縁とは思っていないので、一緒に将棋に向き合っていくことが好きである。課題は多いのだが・・
でも個々に心配していた面が出てしまったが、悪い予感の方が当たるのが現実のようである。そういうものをくつがえすのが修業であるとも思う・・将棋はどこかで必ず大きくて厚い壁にぶつかるものだが、早くプロへの道をスタートさせたいのと同時に、総合的な実力をつけなければいけないことも痛感する。
電話の向こうで負けて泣いている姿を思うと、これを糧にがんばってほしいなあと願う。
この日は奨励会の例会でもあるので、あれこれ気になる。いつもこういう感じなのだが、なかなか思うような結果は出ないものだ。自分自身もそうだと思うが、あきらめないで耐えて待つことしかないのである。我慢しきれなくなると、崩れるのは加速するものだ。積み重ねていくのは時間がかかる・・
金太郎の定位置の止まり木?である。
私の座るイスに止まって、網を噛んでいる。この網は金太郎の餌を掃除するときに使っているのだ。
網を蹴る。
落ちた網を拾って戻すと、また咥えた。金太郎の遊びに手伝う。
夜はK四段と電話で話をする。
奨励会の棋譜調べをする。上田1級が帰ったので宿泊は石川初段、坪井1級、山口4級だった。さすがに少しバテた。気持ちも暗いが、めげられない・・
木曜の日記 8月25日
☆木曜子ども入門コース
ここ数日は写真を撮っていない。忘れている。それで家の周囲を見渡した?
ダイエーの木曜の市に行く。9時に開店だが店内で「木曜モックン」が待ち構えている。人形に入っている人は大変だ?意外に衣装の中は狭いのだ。でも愛嬌たっぷりである。
まぐろの親玉だが、さすがにかわいそうやなあ・・
木曜日はピピアでの木曜入門コースだった。この日の大盤解説は実戦からの次の一手だが、駒を取る問題に絞った。簡明な方がいいようだ。
これは七枚落ちだが、早速負けパターンに突入してきた!?
これは八枚落ちの棒銀戦法が成功だが、ここからの寄せが問題だ。
七枚落ちの中盤だが、序盤で攻めが失敗した後は盛り返している。
入門コースが終るとほっとする。この日はわりといい雰囲気で手ごたえもあったが、全体にまだまだ非力である。パワーアップが大きな課題だ。
金曜の日記 8月26日
★対局負け
金曜日は王位戦の予選、船江航平四段との対局だった。
JR大阪駅で電車を待つ。
相振り飛車の戦いで、私の方が珍しいカニ囲いだが、やはり玉が薄い。△3三桂までの局面だが、ここから▲5五歩と角を取るのは△4五桂で次の△2六飛のぶつけが厳しくて不利である。
図から▲7九角△4五桂▲3五角△3三角▲5五歩△3四飛▲4六角△2四角▲8五桂△4六角▲同飛△4四飛▲3六飛△3五歩▲同飛△5七銀と進んだが、この順は危険だった。
▲7九角=これで手ごたえがあった。
△3三角=△3四飛▲5五歩△3五飛では▲7四歩で不利とみての勝負手だが驚いた。
▲5五歩=▲2四角△同角▲7四歩では△5七銀で勝てない。
▲4六角=▲6八角は△8七銀が気になった。
▲4六同飛=▲同歩△8七角▲7七飛△6五角成▲4五歩のほうがよかった。
△4四飛=決戦をねらう。
△3五歩=これでは先手がよくない。
中盤のねじり合いで間違えたが、玉形の差が出たようだ。やや口惜しい負けである。
B級1組順位戦もあったが、山崎七段負けでこちらも残念である。これからの奮起を期待したい。負けると体調も悪くなる・・後半はつらい夏になったが、めげないでいこう。
月曜、火曜の日記 [日記]
月曜日の日記 8月22日
☆奨励会試験始まる、勝尾寺
川西で用事を済ませて、勝尾寺に行くことにした。この日から始まる奨励会受験と弟子の勝運の祈願である。毎年このように出かけてきている。神仏には頼らずの宮本武蔵のような心境にはなれそうにない?
蓮の花が咲いていた。蓮の花はこの世とあの世の境界にあって、どちらにも導く?渡り舟の役目のようかなあと勝手に解釈する。
勝ダルマがお寺の敷地のあちこちにある。
昨年はここに奉納した。
転んでも起き上がる・・今の時代は特にめげないで生きていくしかない。
1000年前の朱塗りに戻ったそうだ。歴史は繰り返す・・でも人の情念や喜怒哀楽の思いは変わらない気もする。
雲の流れも深い
鐘があるとつきたくなる。これは厄除けの鐘らしい。
みんなでにらめっこしているようだ。
歴史のあるものは存在感がある。
四国八十八ヶ所めぐり
まだ咲き残っているアジサイ
本堂を後にする
石垣にも勝ちダルマが置かれている。
一願地蔵もある
勝ちダルマ 滝に打たれて 修業かな
奨励会試験の一次試験の結果報告がはいる。毎年ながら悲喜こもごもでなんともいいようのない気持ちになる・・結果は結果として受け止めることが大切だ。今自分にできることは何か?自分への問いかけと同時に、弟子にも何かを感じ取ってほしいと願う。
勝ち負けがすべてだが、勝ち負けはすべてではない・・禅問答のようだがこの矛盾したものを抱えてやっていくしかないのだろう。
夜、Y君とご両親が来られて長く歓談した。
火曜日の日記 8月23日
☆一次試験二日目と学校指導
水曜日は奨励会入会一次試験の二日目だった。
午後2時前に家を出て、学校に指導に行く。まだ夏休みなので「がくどう」子も少ないが、初めて将棋を指す子もいたので、みっちり教える。最後は詰め将棋だが、最近は出題をせがまれるのである?
帰りの電車は混んでいた。
枯れそうな花だが、赤の色彩は華がある。
夜はK君とご両親が来られて歓談する。
この日も金太郎が宿泊の山口4級の頭に乗った。
第10期怪童戦 [日記]
昨日は(8月21日日曜)朝早く起きて広島に向かう。「第10期村山聖杯、将棋怪童戦」に出席のためだ。電車の乗り継ぎは先日の湯原温泉、将棋合宿のときと同じコースである。
早朝の5時半に清荒神の駅に向かう。
JR宝塚駅から新大阪に行く。やや天気が悪い・・
家の前を過ぎる。車三台の右の間である。
新大阪から広島に向かう。今回は満員を想定して指定席を取っていた。同行の増田裕司六段と安用寺孝功六段も席は別々だが同じ列車に乗っている。
広島に着いて会場の「安芸府中生涯学習くすのきプラザ」に向かう。
村山聖九段のお父さんが控え室に挨拶に来られた。
控え室には山崎隆之七段、片上大輔六段、糸谷哲郎五段がすでに来ていた。関係者の方に挨拶して、隣の来賓室に行って、村山家のご両親に挨拶をする。それから開会式に向かった。
和多利義之会長(府中町長)仙田信吾副会長(中国放送常務取締役テレビ局長)の挨拶があって、その後で私の特別講演があった。
今年で10回になる怪童戦のお礼や聖の青春のこと、村山聖九段への私の思いを話した・・
控え室に戻る。ちょうどご両親と村山聖九段のお姉さんと子どもさんもおられたので、少しお話しをして記念撮影をする・・
小学生低学年の部、小学生高学年の部、中学生の部の会場を歩いた。下の会場で高校生の部がある。棋書コーナーでは「聖の青春」も積まれていた。
竹内雄悟三段の指導対局、竹内三段は第2期、3期の怪童である。この大会の卒業生だ?
糸谷五段の指導対局、静かな目線だが指し手は早く厳しい?NHK杯戦では連続準優勝だったが、この日のNHK杯では負けたようである。
安用寺六段は表情にも表れているがやさしい指導である。
山崎七段は少し眠たげだが?いつも丁寧な指導である。
増田六段は厳しい表情だが、手強い相手のようだ?
食事の後で、村山聖九段のお墓参りにいく。片上六段と一緒に村山聖九段のお兄さんに連れて行ってもらう。お墓参りは3年振りである・・いろいろ話したいことがあるが・・
駒形のお墓の裏には座右銘がある。お墓参りを終えて、少しほっとした。
会場に戻り、午後からは私も指導対局をした。三面指しでたっぷり指した。
級位戦(小学校低学年の部、高学年の部、中学校の部)と、怪童戦の予選が終わり、表彰だ。各クラスの優勝が決まり怪童戦の本戦が始まった。ここからがこの大会独特のシステムだ。
抽選で対戦が決まった。大中智哉(小学校低学年の部優勝)vs石井紀彦(中学生の部優勝)、そして森本才跳(小学校高学年の部優勝)vs川本哲也(高校生の部優勝)が行なわれ、決勝は石井君vs森本君になった。
中国新聞の記事より、村山聖九段
山崎四段誕生の記事のようだ。12年ぶりとある。
片上四段誕生の記事、まだ大学生だった。
糸谷四段誕生の記事、高校2年生だが初々しい?師匠も太鼓判とある。そうなのだ!もっともっと活躍してもらわないと困る・・
決勝は舞台上で対局だ。解説は増田六段と安用寺六段である。私も椅子に座ってじっくり観戦する。
将棋はやや一方的になったが、冷静な差し回しで森本才跳(小学校高学年の部優勝)が優勝した。石井紀彦(中学生の部優勝)はやや不出来だったが、決勝進出は立派だ。森本君は準決勝の苦戦の将棋をひっくり返しで逆転勝ちしたのが大きかった。
表彰式があって、怪童戦が終った。
村山家の皆さん、村山聖九段に似ている子もいる・・
打ち上げの店に行く前に、片上六段と一緒に故本多富治さんのお墓参りに行った。亡くなられてから8年になる・・懐かしさとさみしさがこみあげてくる・・でもいけてよかった。
打ち上げに出る。広島だから何といってもお好み焼きだ!堪能した。
帰りも増田六段、安用寺六段と同じのぞみに乗る。長くて短い一日だった・・
怪童戦の関係者のみなさん、お世話になりました。ありがとうございます。
土曜日の日記 8月20日 [日記]
土曜特訓コース、受験者研究会 8月20日
土曜日は(8月20日)土曜特訓コースだった。朝から将棋漬けである。
この日は受験者研究会でもあって、受験前の最終の研究会でもある。この夏も後半でいろんなことが形として結果になるが、毎年のことながら感慨深いものもある。いつまで続けられるかわからないが、気持ちと体力が続くかぎりと思っている・・
金太郎の特訓?コースである。
この形が五枚落ちの1筋攻めの難所だ?このへんの一手々々が勝敗に直結する。
六枚落ちの急所の局面だ。ここから1二飛、1五歩、2六角、同歩、1五飛が定跡だ。定跡を知って勝つのと、自力で勝つのは雲泥の差があるかもしれない。勝つなら定跡、強くなるなら自力だろうか?まあどちらでもよい。
これも六枚落ちで私はこちらを教えている。これで端を破れる。ここからきちんと勝つのが大きい。駒落ちは下手が攻めを間違えて負けるというよりも、受け間違えて負けることがほとんどだ。上手の方もきちんと本筋で指す指し方が問われるのだ・・
終って一息つく。
自分がエネルギーを注いで向き合ったものはどうしても結果が気になるが、もっと大切なのは体験であり思いだろうか・・思いを積み重ねて生まれるものが自分の財産になると思う。
対局 [日記]
昨日は(8月19日金曜)対局だった。朝、浦野七段と大阪駅でばったり出会う。節電のせいか?大阪駅は9時半だったのに電車がこなくて、関西将棋会館についたのは6分前だった。いつもだと20分前に着くのだ。
この日は棋聖戦の予選で一局目が脇謙二八段戦で、相振り飛車だったが、うまくさせて勝てた。作戦を練ってきたら何のことはない、全く予想外の展開だったが、脇八段の序盤の構想が疑問だったらしく、私の有利な展開で何とか逃げ切れた。
午後14時まで時間があったので、5Fの開いている部屋で寝転んで待つ。二局目は船江四段に勝った、中村太地五段戦だった。こちらも同じ様に相振り飛車の展開になった。また作戦が外れた。
少し厳しい展開だったが、何とか勝負にこぎつけた終盤の秒読みである。
ここから▲同金直△3九銀▲1八玉△6八飛成▲2九玉△5七竜▲3九玉△5九竜▲4九銀打△1五角以下負け。
▲5七同金直はポカで、①▲同銀△1五角▲2六歩△同角▲2七玉(次に△1九竜があるので)△1五角▲8三歩△同銀▲6六桂で難しい。②▲4二竜△5八歩成▲1六歩△4八金(△1九竜は寄らない)▲1七玉△3八金▲2六玉△1九竜▲3三角成も難しい。
負けたのは仕方がないが、①か②で指し続けたかった・・しかしやはりどこかで間違えた気もする・・
終って帰るJR福島駅のホーム、やや無念である。
家に戻る。きれいな夕景だった。
金太郎と遊ぶ
あわてて子ども教室のテキスト作成を終えて、金太郎と遊ぶ。
これから怪童戦、奨励会試験が控えている。それが終るまで夏休みになれない・・
打ち合わせ [日記]
昨日は(8月18日木曜)昼前に宝塚に出る。昼食を取りながら打ち合わせをする。こういうとき、最近の自分が外に出ていないことを痛感する。金太郎効果?金太郎現象?なのである。
金太郎はこうやって必ず私のメガネをはずす。うかうかしていると落とされるのだ。危なそうだが目をつつかれることはない。メガネを外す意味は?
今日も「木曜の市」に行く。毎週恒例になった。人だかりの雰囲気はいい。
ナタマメが大きく育っている。ザクロはそろそろ実が堅くなってきた。夏の後半である。
昼間は仕事をシナガラ、ネットで園田競馬をした。この曜日は大〇スポーツのSさんのパドック解説なのである。
最近凝っている?3連複作戦が功を奏して、少し勝つようになってきた。大きな勝ちより小さくても堅実な勝ちをめざす?馬券である。
原稿も一段落したので温泉にいこうかと思ったが、面倒になった。遅れていた「子ども教室の部屋」の更新をする。私の将棋に関するテーマはほとんど同じで、「将棋の上達法」のようである?そしてどれも難関で壁にぶつかっている・・結局、たいして何もわかっていないことの自覚をするだけである・・そしてまた、凝りもせずにチャレンジするのだ・・
火曜、水曜の日記 8月16日、17日 [日記]
火曜日の日記 8月16日
☆受験者研究会と園田競馬
火曜日も受験者研究会だった。いよいよ大詰めだが、この夏も将棋三昧だった?指導はU1級に任せて、昼前後のみ園田競馬に行った。
馬が走っているのをみるとほっとする。馬券を買うためだけでなくて、馬に会いに行く感じである。厄介な人間よりも馬がいい・・これはあまりよくない兆候である・・
2才馬はかわいい
まだデビューしてまもない馬たちである。
そんな中で1番イナリアルテミスが放馬で逃げ回る・・こうなるとなかなか捕まらない・・こういとき馬は気持ち良さそうにも見える?でも関係者の人は頭が痛いだろうなあ・・
昼過ぎまでいて、帰る。気分転換にはなったが、落馬もあって、少し気分は沈む。世の中は思うようにいかないことだらけだが、歩いて行くよりない・・せめて自分のペースを崩さないで守りたいと思う。
悪い目つきの金太郎、朝も悪かった。久し振りに鬼ごっこをする・・週末も普段も人が多いのでややストレスかもしれない。
いかにも荒っぽい仕草である。咥えて落とすのが得意パターンだ。
こういうときはあどけない表情だが・・難しい年頃なのかもしれない。「キンチャン、スキスキ」妻の言葉を覚える。
妻の歌にじっと聞き耳を立てる。真剣な表情だ。
大井競馬の黒潮杯でオオエライジンが勝った!これはオオエライジンのTシャツである。弟子にもオオエライジンの強さをあやかりたいものだ・・
水曜日の日記 8月17日
☆受験者特訓、最終日
駒箱を噛んでふたをあけて駒を取り出そうとする。この駒箱は盤の真下に隠しておいたのだが・・
この日は反省の色があった?ケージに戻るのにだだをこねなかった。同じ行動パターンをとらないのが金太郎である。
毎日すこしづつ障子紙を破って行って、こうなった。仕事と思っている?ようだ。
受験者特訓の最終日だったが、10時から20時半くらいまで、みっちりやる。合間に急ぎの原稿も書いたので、さすがにばてた。
金太郎の夜の遊び時間だ。
原稿は一段落したが、雑事はいっぱい残っている。少し抱え込みすぎているのだろうが、忙しいとむしろ悩み事でクヨクヨすることもないのがいいのかもしれない。
ひたすら自分のノルマを果たすだけである。他に余裕なし、これでいいのだろう。
家に篭って仕事 8月15日月曜 [日記]
☆8月15日月曜日の日記です。更新したつもりで忘れていました。8月18日更新
トビオが食事の後で水を飲んでいる。目が不自由なので器に行くまでが一苦労だが、どういうことでも動じないのがトビオのペースでもある。食に関してはどん欲さが変わりないのでほっとする。チビもラッキーもいなくなって、今はクロと一緒だが、トビオは金太郎の姿を感じても見たことがないのだ。
今は動物も老いが大きなテーマになっているみたいだが、静かな老後を送っているトビオを見ると、ずっと元気でいてほしいと思う・・少し前まではリビングの好きな場所で寝ていたのだが、あちこちにぶつかったりで今は危なくてサークルに入っている時間が長くなった。
金太郎はときどきワルクなる。どうも長く出かけた日の翌朝などがそうみたいである。ずっと家にいるときはおだやかだ・・ワルクなると私の手を噛むときもある。いつもの甘噛みでなくてガブリなのだが、そういうときは電気を消してすぐにケージに戻す。人とコミュニケーションをとれる金太郎は、やんちゃなだけでなくて、それだけさみしさも味わうのかもしれない。
スクリと首が伸びる。この姿を見ると、祖先は恐竜だったようである?
昨日は(8月15日月曜)家で篭って仕事だった。なかなかはかどらないが、コツコツやるしかない。
ナタマメはまた大きく育っている。
何度もみるが、今年のザクロは10個くらいだろうか・・何百個もなっていたころが嘘のようである。よけいに1個々々が有難く感じる。なくしてみてわかる・・世の中はほとんどそういうことばかりかもしれない。いろんな人の立場があって、たいていのことは一概に決め付けられないことも多い気がする。正義もときとして悪になったりするのだろう。常識もくつがえることもあるのだろう・・でもその時代に精一杯考えて生きていくこと・・それしかないのである。
そういう面からすると結果論はつまらない、結果良ければすべてよし・・そのどちらも正しいのである。矛盾や不合理さを抱えて生きていくのが自然だと思う・・でも今は理屈の通用しない時代だから・・私のへ理屈も虚しいものもある?まあ・・そういう中でささやかに暮らしていくしかないのである。