病院に行く [日記]
ずっと膝が痛くて歩きにくい。昨日(9月7日水曜)T整形外科に行く。ここは椎間板ヘルニアのときも「バネ指」のときも治療に通った。どちらも治ったので、また今度も大丈夫だろうと思いつつ不安もあった・・
すでに大勢の患者さんが待っていたが、初めに膝のレントゲンを撮る。それから診察までは時間がかかるので、「電話で連絡しますから」買い物などをして家に戻って待つことにした。
11時半過ぎに電話があって、病院に戻って診察を受けた。
飄々としたT先生が カルテをを診ながら「お久し振りですね。以前来た若者の調子はいかがですか?」T三段のことである。
それから私の診察に入る。「O脚のようですな。それで膝が我慢できなくなって悪化しているようです」右膝とレントゲンを見ながらそう言われた。
早速膝の水を取る処置に移るが、これが痛い・・「水が澄んでいればいいのですが、汚れているとリューマチの可能性もあるので血液検査をします」幸い澄んだ水のようで(といっても見せてもらうと色が着いていたが)痛み止めの注射ですむことになった。
それからレーザーの治療をする。「しばらく毎週1回注射を打ちますね。それで来れる日はレーザーのリハビリに通ってください」「エッ注射ですか・・」思わず声が出る。病名を聞いたのだがすぐに忘れてしまった。
正座や散歩はよくないそうである・・
薬局で湿布をもらい、飲み薬をもらう。
歩くのが苦痛だが、以前の椎間板ヘルニアのときのような、重苦しい気分ではなくて、何とかしのぎたい・・気分である。8月は忙しかったのと対局も多かったのがよくなかった?ようにも思う・・
また少し体の借金を背負って、支払いに明け暮れる気分だが、休めということなのだろう・・
昨日は夜も膝が痛くて眠りにくかったが、朝になると少し痛みがやわらいでいてほっとした。しかしまだ歩くのがきつい。我慢である。
月、火曜の日記 9月5日6日 [日記]
月曜日の日記 9月5日
☆東京に遠征
森信雄七段杯争奪将棋大会のご案内
毎年恒例のイベントです。ちらしには掲載されていませんが、この大会は奨励会員の弟子の運営で、また昼食休憩のときには、弟子の十秒将棋のイベントもあります。また負けても「一般戦があり、弟子の二段、三段陣の指導対局もありますので、どうぞお楽しみ下さい。
月曜日は移動日だった。銀河戦の収録で東京に行く。対局で行くのは何年ぶりだろう?体力の関係で?東京に遠征はほとんどしていないので、やや億劫だった?しかもここ数日右膝が痛くて歩くのがきつい・・
午後に出かけるので、まだ朝は金太郎と遊べる
新しいJR大阪駅
新大阪から14:48分発ののぞみに乗る。窓際なので車窓からの風景が撮れた。
いつもは車に乗るのでビールも飲めない・・昼間のビールは1杯でもおいしい。
きれいな車窓風景、青空と雲と山の緑と田んぼの緑が和風である。
名古屋駅を過ぎるあたり
川は静かなときはきれいだが、増水すると牙をむく・・
東京に入った。品川で降りて、今日の宿泊の新宿ワ〇ントンホテルに向かう。
電車の中で定年後のサラリーマン友人同士の話し声が聞えてくる。「俺なんか一日3時間だけで、1ヶ月7万円だよ。どうしょうもないよ。あんたは7時間かいいねえ。せめて時給で1000円はほしいねえ。でもあまりみっともない仕事も出来ないし、文句を言ったら、どうぞ辞めてもらって結構です。そういわれてあっそうですかと言い返せないのが情けないねえ」定年後の仕事の話らしい。
夕方、出版社の人と待ち合わせて、打ち合わせをする。
それから夕食の後で、久し振りに新宿のゴールデン街の「一歩」に向かう。ここも久し振りである。
先日亡くなられたKさんの写真が飾ってあって、献杯をする・・Kさんは私が四段で東京で居候の暮らしのときに?よく朝まで飲んでもらった方である。穏やかで気さくな方だった。二年前の森一門祝賀会にもわざわざ来て貰って、そして明け方までカラオケを付き合ってもらった。お会いしたのはそれが最後だった。
遊び仲間の同士が居なくなるのはさみしい・・
一歩で少しだけ飲んでホテルに戻る。
火曜日の日記 9月6日
☆将棋会館に行く
朝は8時半に目が覚めてビックリした。やはり膝の痛みで歩くのがきついので、ぐったり疲れたようだ。シャワーを浴びて9時過ぎにチェックアウトして出た。
この写真は東京都庁である。
こちらが新宿ワ〇ントンホテルだ。理事の頃にときどき泊まったのでなじみがある。
かってよく歩いたコースだが、久しぶりだと不思議な気もする。
飛車角・・店の名前のようだ?東京の街を歩いて散策して撮るのも面白いが、人混みに圧倒されそうにな。大阪と違って赤信号で渡る人が少ないのも特徴だ。
ビルの谷間に懐かしい店が並んでいるのが見える。
JRに乗って新宿から千駄ヶ谷に向かう。思わずいつものクセで「イコカカード」で入ろうとしてしまう。
新宿駅南口界隈
銀河戦は10時30分集合だったので、近くの喫茶店でモーニングコーヒーを注文する。
それから久し振りに将棋会館に向かった。この日はC級1組順位戦もあって、片上六段が対局だったが、控え室にのぞきに来てくれた。
千駄ヶ谷駅そばの東京体育館
夕方、電車で東京駅に向かう。
電車の中から撮った。眼鏡橋のようだ?
東京駅から実〇の日〇社のSさんに電話する。急遽少しだけ飲むことになった。以前は会社の中で将棋を指して、それから飲んで、最終の新幹線で大阪に帰るパターンで付き合ったものだ。
雑談をしながら、久し振りに東京の空気を吸った・・
最終の前の新幹線に乗って帰る。
土日の日記 9月3日4日 [日記]
土曜日の日記 9月3日
◎台風12号、土曜特訓コース
台風12号がゆっくり北上して、四国と中国地方に上陸したが、記録的な豪雨の影響で全国各地に大きな被害をもたらしたようだ・・
土曜日の午前中は大阪教育大付属池〇小学校のカルチャースクール(将棋教室)の日だったのだが、さすがに延期になった。
午後からは自宅で「土曜特訓コース」でこちらは休まずに開くことにした。こういうときの判断は難しいのだが、開いておいて、休んでも構わない形にした。
最近のパターン、金太郎の寝っ転がし
平手はなかなか互角に進むことが難しい。定跡が難しいのと、特に仕掛けのタイミングが問題だ。
特に平手は、わかりやすい手順を考えるのがいいような気がする。仕掛けて形勢がいいのか悪いのか・・この図あたりからがヤマ場である。
私の方の居飛車側が自信がないが、どうやれば振り飛車がよくなるのかも難しい。難しい局面を作るのが(できるのが?)将棋の面白さかもしれない。
特訓は午後からだったので2回だったが、前半は多かった。私は特訓が好きである。将棋を指すのなら誰でも何局でも何時間でも毎日でもOKだ。
妻の誕生日のお祝いを兼ねて、妻とそれから私にも義母からのプレゼントである。金太郎がいるので旅に出れない心情をわかってもらえているのがうれしい。
夜もここで遊び
プリンターをこじ開ける。いつかは壊されそうだ・・困ったなあ。
ここから私の顔を覗いたり、パソコンの画面を見たりする。その合間にプリンターの蓋をバタンバタン開け閉めする。布で覆うと怒り出すのだが、私の方もひどいときは電気を消す。
台風12号の影響で飛行機が欠航で、山口4級が奨励会欠席のようだ。台風関連のニュースを見ながら、気持ちも沈みがちになる・・今は地震や台風などの自然の災害も多くて、何事もない普段の暮らしがいかに平和なのかつくづく思う・・
日曜日の日記 9月4日
◎伊丹日曜コース、奨励会
台風一過と思ったが、まだまだ雨風が止まないようだ。
どちら向きの写真だったかわからなくなる?
午前中は「伊丹日曜コース」だった。出足が悪かったが、普段より少なめの出席でもにぎやかだった?
将棋は上達するのに、時間がかかる・・徐々にコツを掴んでいくしかないのだが、根気のよさが必要な気がする。積み重ねという言葉通りである。その代わりに積み重ねていくと確実に前に進む・・しかし子どもによって、幅があるようだ。
指導する側も子ども達が「何がわかっていないのか?」を常に考えていかないと、基本の出だしで方向を間違えてしまうこともある・・そんな気がする。指導のマニュアルよりも、個人の強くなりたい意志のほうが上回る・・それがやや口惜しい。その克服が課題である。
台風が来ていなければ研究会の予定だったが、オフになった。ネットで競馬をしようと思ったが、妻に引っ張られてベガホールに行く。
ピアノの発表会の見学である。前半の方だけ観ることになったが、ときどき自分のイビキで目が覚めてはっとする。悪気はなくともまずい?異なる分野に触れると、妻のルンルン発表会のことを思い出して、いろいろ気づくこともある。将棋も習い事と捉えているが、とっても参考になることが多いのだ。やはり指導する先生の特徴がでるようである・・
宝塚に用事ででる。屋上の駐車場から降りるときに一瞬止めて撮った。
清荒神駅
温泉「宝の湯」に行ってその後館内で夕食と思っていたら、駐車場が行列であきらめる。妻の誕生日の前祝?(誕生日月間なのだ)に「てん川」に行く。久し振りである。
私は「トマトとなすのカレー」と「イナリ寿司」で妻は「カツ丼」だった。最近はHiroに行かなくなった。広い駐車場がなくなって不便になったのと、夏にかけて猛烈に忙しかったせいである。ほぼ毎日通っていたので、暮らしが変わった感じもする。
スプリングクリップを外すと、すぐに口ばしでトビラを開けて出る金太郎
ブログで日記を書いていると、3年くらいは何とか継続できるが、その後はマンネリとの戦いで難しい気がする。そして5年経つと、逆に好き嫌いも出尽くして?自分のペースができるかもしれない。そして10年経つと(まだだが)枯れてきて・・
私の場合は写真のアップが主たる目的で始めたので、後は記録と日記の中間のような感じである。未熟な感情の激しさが消えることはないが、薄らいでいるのは間違いない。狭く狭く生きる・・自然にその方向に向かっているようだ。無力感と苔の一念の混ざり合った、ややこしい感情と思いを引きずって、世間から離れて行く・・引きずられていく・・
言葉の表現は難しい。誤解や偏見もしょうがないが、年齢とともに面倒なことはイヤという思いも強くなっている。持ち時間を考えて、世間に迷惑のかからない限り(それは無理か)わがままで暮らして生きたいなあと思う。自分のできる分野でまっとうしたい、そういう思いが強くなった。
襖の桟をガリガリかじる・・
夜は世界陸上を観る。ここ数日は毎晩である。人間の限界に挑戦する世界は底知れないものがあるようだ。レベルが高すぎる傾向にあるが、ひきつけられる・・
今は努力の価値よりも、選ばれたものの存在に価値がある・・そういう傾向かもしれない。それも一理あるのだが、どこかもっと平凡のよさや、努力の尊さみたいなものが歓迎されてもいいのにとも思う。これからどういう時代になっていくのかわからないが、生存競争の激しさの果てには何が来るのだろう・・
奨励会の結果報告が入る。最近は総合で悩ましい成績結果の弟子が多いが、どう対応するか、それぞれに自分と向き合っていくしかないのである。執念深く取り組むしかない。
昨日は棋譜調べに来る弟子はいなくて、のんびり過ごした。
台風12号 [日記]
昨日は(9月2日金曜)オフだったが、子ども教室のテキスト作成とブログの整理に追われる?なかなかまとまった時間が取れないので、今はできるかぎりのみ更新の方針だ。それでも9月に入って一段落しそうである。課題は多くともキリがない。
8月は広瀬王位のカレンダーである。金太郎がいるのが不思議な空間。
上のカンカンも落としそうになる。
ここが好きである。でも一番困る場所でもある。
台風12号が接近で怪しい雲行きである。この台風はノロノロの速度なのでよけいに厄介だ。週末は教室や行事も多いので気になる。
デジカメの調子がおかしくて、この写真も何故かタテ写真である。あちこち故障気味で、でも気にならないといえば気にならない・・写っていればいいのだ?
金太郎の写真は毎日撮っているが、面白い。人間でもそうだが、飽きがこないのがいい?その分多面性があって、相手をするのは容易でない面もある。ヨウムはどちらかいうと恐い表情だ。真剣ながらも「ポン」と歌ってというセリフが出ると、あれれまだまだ子どもなのだと安心する。
この布で遊ぶのが日課だ。
首をひねっているが、長い首だ・・
テキストを作成してコピーしにコンビニに行く。いつものところで「九州アイス」を探すとない!これを食べるのが毎日の楽しみだったのに・・夏場だけ入荷するらしい。
テレビで台風12号のニュースを見る。自然の災害の恐さが身にしみる年になったが、原発のような人災の側面もあるのが現実だろう・・何が起きても不思議でない時代になっているが、確実に言えるのは「自分の身は自分で守る」ことだろうか。それが根底にあるのはいいのか悪いのかわからない・・
金太郎とかくれんぼ?
対局、また負け [将棋]
昨日は(9月1日木曜)王座戦の予選の対局だった。山本真也五段戦で負け。序盤が不安定だったのと、中盤で我慢が足りなかった。勇み足の悪いクセが出てしまう。持ち時間の長い将棋になってくると次第にボロが出ているのは仕方がない・・結局、自分のペースでない作戦をたてられるともろいようである。運の流れもよくない・・
図は▲7八同玉まで(後手が森)
以下△2五角▲3八飛△6九角成▲同玉△5六歩▲6六金△5七歩成▲3二成桂△7六桂▲同金△6七と▲8七銀△5八歩▲7九玉以下負け。
ここまで来ると成り行きで一直線になってしまった。終盤で余される山本五段のペースになってしまった。
▲6六金=▲5八金なら△4九銀で私の方も楽しみがある。
△7六桂=△6八金から飛車をとっても足りない。△5六桂▲同金△6七と(金を取らない)も▲7八銀で切れ筋のようだ。
▲8七銀=これが好手で切れ筋になった。
昨日の対局では珍しく夕食休憩があったので、久し振りに「更科食堂」に行った。そこで野菜炒め定食を食べた。「あっ久し振りですね」台風が接近のせいもあって客は少なかった。
帰りに「よろしければ森先生の電話番号を教えて下さい。村山聖さんのことで聞かれることがあるのですよ・・」名刺を渡した。聖の青春で今も村山聖にまつわる場所を訪ねてくれる人もいるようである・・
家に帰ると「裏のほうで音がしたら金太郎がすごく喜んでいた」そうである。部屋で遊ぶ。
8月も終わりの一日 [日記]
金太郎の水換えのときに(栄養剤を注入する)私の頭に飛んでくる。何でも落とすので目を離せない。
今度は和室でパソコンやプリンターをいじりに来る。蓋を開けて閉めるのが面白いので困る。壊されそうなのだ・・
しばらくして飽きると、今度は窓の方に目をやる。
今日は水浴びをさせる。初めは「ギャー」と逃げ回るが、途中からは観念する。終ると日向ぼっこさせるので気持ちいいはずだ。
外に出ると目が点になる?ので、ますます恐い表情になる・・それに警戒心が強いので、なかなかゆったりできない。時間がたつと少しおしゃべりをする。
この日はクロとトビオも毛を漉いて体を洗った。クロの汚れが凄かったが、終って体を拭いて日向ぼっこさせる。日当たりからでないように囲いを作った。昔はここにチビがいた。その前はラッキーやハッチとポッチ(にわとり)もいた。みんな亡くなったり年を取ったが、思いでは染み付いているのだ・・
オッズパークで園田競馬をしていると、北野騎手が2000勝の快挙をなしとげた。高知競馬から移籍しての活躍なのでよけいにえらい・・勝負事の積み重ねは精進からしか生まれないのである・・
私の成績は少し負けだった。家でネットで競馬が出来るのがうれしい。仕事をしながらでもできるのが、ながら族の私には向いている。金太郎のそばにいてやれるのもいい。
台風の影響か、空模様が怪しい。
雲行きが怪しいとはこういう空のことだろうか。
一転してきれいな夕焼けである。
気分転換も兼ねて外食にする。出しまきのおいしい饂飩屋さんに行った。夕方なのにお客さんがいない・・今は大変だ。
後でもう一組常連さんらしき家族がきてほっとする。出しまきが絶品でかやくご飯もうどんもおいしいのだが、今は腕がよくても大変なようだ・・
レジで店の人に 「また是非来てくださいね・・」と言われたが、是非という言葉に思いを感じる・・今の景気の悪さはある意味で尋常でなくて、世の中すべて他人事でないのである・・政治が悪いというだけでなくて、真面目なほど人間が萎えている印象もある・・
金太郎はほんとうに歌が好きだ。妻に「ポン」と言って歌ってとせがんでいる。
その後は和室で私と遊ぶ時間だ。「アブナイヨ」と自分で言いながらこうやってスリルを楽しんでいる。