対局負け 10、20月曜 [日記]
☆対局負け10,20月曜
昨日は対局だった。王位戦で豊島将之七段戦だった。ネット中継があって、今回は本来の自分の将棋を指そうと思った。
相穴熊の戦いで、中盤は私の方が形勢が良くて(勝ったかな)と思ってから勝負手を連発されて、すでにきわどい図の局面の終盤になった。
図以下▲1九玉△6七と▲4六金△5八と▲3八金△4八と▲同金△4六歩▲3八金△4八金▲同金△同銀成▲2五桂△3一桂以下負け
▲1九玉=2択だったが敗着。▲3七玉△2五桂▲2六玉△4三馬▲3五歩ならまだ勝勢だった。
私は▲3五歩に△4四銀で負けと思ったが、▲3六銀で勝ちだったようだ。また▲6三飛成に△6七とを見落としていた。△6七馬なら攻め合いで勝ちと思ったのが誤算だった。
最後は△3一桂で王手かからずの局面を作られて負けになった。形勢がよくなってフラフラと指す悪い癖がまた出てしまったが、そもそも終盤の競り合いの根詰め?(終盤独特の緊張感のある感覚みたいなもの)がなくなったのが原因のようだ。
惜しいものを取り損ねたような?気持ちで帰宅する。金太郎はすでに寝ていたが、昨日から金太郎が大きな声が出ていなくて心配だ。初めはわざと小さな声でしゃべっているのかと思ったが、寒さのせいかなあ‥
伊丹コース 個人指導 奨励会 10、19日曜日 [日記]
☆ 伊丹コース 個人指導 奨励会 10、19日曜日
今日は伊丹日曜コースだった。金太郎の相手をしてギリギリに出かける。
棋力差があって手合いが難しいが、何局かこなすといい勝負になる。
これは七枚落ち戦だ。この局面は七枚落ちなら上手乗りかなあ。
これは香落ちで上手のペースだ。下手の7三角がつらい。
七枚落ち戦でここから3三金、同と、2二桂で詰まされてびっくりした?
これは下手の無理攻め
午後からはA君とF君の個人指導だった。
夕刊の競馬欄を見ている私の頭に乗る金太郎。
今日は二段以下の奨励会の例会でもあった。全体では不振だったようだが、高井6級が5級に昇級した。初の昇級でよかった!これを機に飛躍してほしい。
何もしないと間違いなく鈍って行く世界である‥日々向き合うしかない。みんなもう少し勝ってほしいのだがなあ‥
夜は少しいいことがあって?カラオケに行った。
竜王戦第1局二日目 土曜特訓 10月18日 [日記]
☆竜王戦第1局二日目 土曜特訓 10月18日
この日も竜王戦二日目で、時差があるので日本時間では早朝からの対局だ。私の文章は説明がないのでセンテンスが短い?傾向らしい。伝わらないことも多いのだが、まあそんなものかなあとも思う。(伝わっても通じないことが多いからなあ‥)
午前中はチャンピオン戦だったが、参加者が少なくて特訓に切り替えた。午後からの「土曜特訓コース」は逆に多くて、IさんとF君の手伝いもあったがこなすのが大変だった。
これは飛落ちで下手が強攻の場面だが、5七銀、6六香、6三歩成、同金、5五桂と進んだ。いい勝負か?ともかく下手は「攻めて打開」の精神だ。
これは平手戦で、私は居飛車側でよくわかっていない?この戦型が多いなあ。
これは振り飛車が苦しい気がする。
平手戦で棒銀が成功だが、いざとなるとまだまだ形勢は微差である。
特訓コースの合間に「竜王戦ネット中継」をのぞく。終盤のヤマ場でずっと観戦したかったが、この日に限って子ども達が多かったのでこなすのが大変だった。
一緒に局面をのぞきこむ子どももいる‥
難解な終盤を制して、糸谷七段の勝ち!(身びいきもあるが)強いなあと言う印象だ。攻防のバランス、押したり引いたりの間合いが巧妙だ。局面を狭くしたり広くしたり、球種が多い感じの棋風かなあ?
こちらは研修生中心だが、二回目の特訓が終わって、ほっと一息つく。糸谷七段が勝って心身ともに快適なのもうれしい。
全般に(進行形)弟子には悩まされることが多いのだが、それは師匠の願いや望みが高いせいもある・・のだろう。
でもそのほとんどは言葉にしていない‥そのままで終わってしまうことがほとんどだ。言って打開できる場合と、言わないで見守る、言う気にもならない、言いたいのを我慢する、言わない方がいい、いろんなパターンがあるように思う。
弟子の活躍はそういうモヤモヤしたものを吹っ飛ばしてくれる。まだ師匠の仕事(であってそうでない面もある)ももう少し続けてみようかな・・と言う気持ちになる。
第二局以降も糸谷七段らしい将棋を見せてほしい!
竜王戦第1局 その金ナイター 10月17日 [日記]
☆竜王戦第1局一日目 その金ナイター 10月17日
西成の「将棋愛好者の集い」の告知が掲載されている。
クロの囲いのマットと毛布で冬支度である。この冬も何とか乗り切ってほしい‥
金太郎は元気いっぱいだが、昨日はあまりに悪かったので強く叱った。そういう後はしおらしくなる・・でも叱りすぎるとよくない。
竜王戦第1局がいよいよ始まった。時差があるので早朝の4時開始らしい。やはり起きれなかった。糸谷七段のサングラス姿は村山聖とそっくりでびっくりした‥
ハワイでの対局だったので、観光気分で集中をそがれないか少し心配はあった。何人かに「ハワイへは行かれないのですか?」と聞かれたが、弟子の対局では国内でも行きません‥」素っ気なく答える。私の弟子との間はそういう距離感である‥「愛想がなくて済みません・」と謝る。
朝から竜王戦の進行が気になって手がつかないが、封じ手も早かったので(日本時間では)ゆったり園田金曜ナイターに行ける。自分の生活パターンも大切だ?
秋晴れのだんじり
園田競馬に来るとほっとする・・そういう暮らしになった。1週間あくと「どうしたのですか?」と心配されるのもうれしい。
毎回買っている予想屋のおじさん「先生、今日はこのレースと騎手の〇〇に注意ですよ」と教えてくれる。予想は聞くと外れることも多いが、頭の片隅に残っていて穴馬券をゲットすることもある。私の場合は(どういうねらいで穴馬券を予想しているか)を感じたいのがねらいだ。
1230メートルのスタート、まじかで見える。
穴目の8番を買っているのに馬券はゲットできなかった。ねらいの馬とそれを馬券でどう買うかも難しい。
秋の日差しに影がながーーーーい。私と妻である。
木村騎手と川原騎手の競り合い
夕食はいつも「園田屋」さんだが、私は①カレーライスと焼き鳥②ラーメンと焼き鳥③親子丼とスジ肉おでん、これがセオリーである。どれもおいしい!
予想屋さんの大きな声が響く。
ナイターのパドック
誘導馬のメイショウシャーク
この後でSKNプレイス「OBCドラマティック競馬、園田金曜ナイター中継」に行く。席に座るなり「将棋の森信雄七段です!」司会の西村さんに紹介されてびっくり。
ゲストは元プロ野球選手の片岡篤史さんだった。ここで予想を聞きながら階下の馬券売り場に買いに行く。
金曜ナイターも11月14日が最終で、残すは後四回である‥
個人指導 10,16木曜日 [日記]
☆個人指導 10,16木曜日
壁にぶら下がって戻らないよ、の体勢である。
そこら辺の資料を食いちぎるので要注意
クロの餌を買いに行く。腎臓食は食べなくなって、今は柔らかいカットのサツマイモのみだったので、カットの食べ物を探すことにした。野菜とチーズのがあった。クロはいやなものだと匂臭ってから口をつけない。
昼間はIさんの個人指導で、夕方はT君だった。角換わり将棋でこの辺から難しい。どちらを持っても自信のない局面である。6四角、4六歩、4五歩、2四歩と進んだ。
これは角落ちでここから5五銀、同銀、同角、同飛、同歩、3四歩と進んだ。大捌きでは、形勢は上手やや苦しいかもしれない。
指導では基本的に「互角の局面」を目指しているが、上手が一方的に勝っても負けてもよくない?「互角の形勢の感触」をつかむのが大事かなあと思う。形勢が傾いたらあまり指導にならない?のである。
夜もF君の個人指導だった。緩むと負けるくらいでひとつの進歩だが、強くなったなあと思うと次は怪しい‥そういうことが多いのだ。安定した実力は指し手の波が緩やかで柔らかい?気がする。
自分で指しながら思うのだが・・将棋はほぼミスで勝負が決まるのだが、ミスのレベルが問題かなあ。私の場合は「読み切れない」「自分で転んでしまう」「構想力がない」「終盤の寄せが正確でない」上げるとキリがない。
だから指導しながら、自分のこと以上に子ども達の弱点も見えるのかもしれない‥
個人指導 10月15日水曜日 [日記]
☆個人指導 10月15日水曜日
私のそばで一息つく金太郎。
朝はR鍼灸整骨院に行く。最近は妻と一緒である。
昼食は久しぶりにヤキタ亭に行く。
金太郎「キンチャン、ブドー」を一日に何十回となくしゃべる。
おいしそうに食べる。吸い付く?
大きな葡萄をもらってうれしそうだ。
個人指導で平手戦、形勢は互角かな。
角落ち戦だが、いい勝負か。私も形勢がわからない‥指導ではそういう将棋を目指している。
飛落ち戦でこれは上手優勢だ。
今度は角落ち戦だが上手のペースだ。
今度は夜の部の個人指導で、平手戦。
今度は飛香落ち戦でここは互角だ。4五歩の位が活きるかどうかの展開だ。
角落ち戦でこれは上手が苦戦だ。2七銀、3七飛、2八銀不成、3六飛、1九銀成で次の3二香が厳しい。
☆互角の形勢で進展するのが理想で、どちらが勝っても終盤できわどくなる内容がいい。
病院、伊丹火曜ナイター 10、14 [日記]
☆病院、伊丹火曜ナイター 10、14
キンチャン、パタパタは金太郎の社交辞令でもある?
妻の病院行きに付いていく。この整形外科の待合所は私もなじみ深いのだ・・椎間板ヘルニアで入院した時もここだった。
待ち時間が長そうなので、先に一緒に昼食に行く。
これは先日買ったお菓子でおいしかった。また買うときのために写真を撮って置いた。おいしいお菓子は幸せ気分になれる。(食べ過ぎに注意)
帰宅して伊丹に行く前に金太郎と遊ぶ。
伊丹火曜ナイターに向かう。いつしかすっかり冬の気配である。
この日は6名のみで早めに終わった。その後で26日の「梶井さんを偲ぶ会」の打ち合わせをした。亡くなられてからまだ1ヶ月半なのに、もう1か月半か‥
伊丹将棋センターはこの秋で17周年だ。梶井さんがおられたら「17周年記念」のイベントだったのだなあ‥
京都に行く 10,13祝月 [日記]
☆京都に行く 10,13祝月
台風19号が日本列島を縦断で、近畿も直撃の日だが、京都に行く。
紙を破く金太郎、だから大事なものはそばに置けない。
台風の異変からか、カラスも会議をしている。鳥たちはどこで雨露を凌いでいるんだろうなあ‥
電車に乗る。京都に行くせいもあってか外人の人が目についた。
会場の京都タワーホテル
☆新春特別棋戦
飛落 渡辺明棋王vs藤井奈々{高校女子選手権)
角落 星野良生四段vs中島康博(京都シニア王者)
平手 宮本広志四段vs小林康太郎(アマ名人京都代表)
変則の対局だが、奥では渡辺vs藤井戦と、星野四段と宮本四段は二枚落ち戦の二面指しである。私は立ち合いだった。
熱戦の結果や観戦記は正月の京都新聞夕刊でご覧ください。
16時になるとJRがストップする状況だったが、打ち上げも含めて無事に終了した。
皆さんお疲れ様でした。
帰りは阪急電車が動いていたが、さすがに乗客はすくなかった。清荒神に着いたが降りたのは私一人だった。
日曜コース 10、12 [日記]
☆日曜コース 10、12
クロの夜泣きで寝不足気味だったが、けなげな姿を見ると・・
子ども日曜コースだった。今日も少なめだったが、昨年の成績ノートを見るとやはりこの時期は少なかった。
指導は佐和田初段。
私も指導をする。
四枚落ち戦でこの後うまく受けられた。上手が攻めに出るときは下手のチャンス!
四枚落ち戦で、ここから5四歩、4四銀、3七桂、4五銀、同桂、5四歩と進んだ。
これも熱戦だがいい勝負だ。駒落ちの上手は互角に近い戦いが理想だ。
角を取ってもまだ下手が有利だが・・6七と、5五銀、5四歩、同銀、5七歩と指せればよし!
午後からは「日曜コースB」だった。
台風19号が近づいている・・明日は予定が入っているので悩ましい‥
めふ乃寄席 奨励会例会 10,11土曜日 [日記]
☆めふ乃寄席 奨励会例会 10,11土曜日
昨晩は夜通しクロが一時間おきに泣いて妻と交代で様子を見たので、朝寝坊してしまった。床ずれではないようだが、理由がわかりにくくて困った‥
最近の金太郎はおとなしいときとやんちゃなときがある。
午前中はIさんの個人指導だった。午後からはオフでのんびり過ごす。クロと金太郎。
夕方に「めふ乃寄席」の夜席に行く。久しぶりである。夜席はドリンクサービスがあって、私はビールにした。飲みながら落語が聞けるのだ!
UETREAMで聞けます!
終わって林家竹丸さんと記念撮影をしてもらう。竹丸さんは5月の一門祝賀会の司会をしてもらっている。それから9月の「森信雄杯将棋大会」にも参加してもらった。今年は山崎八段との席上対局(四枚落ち)もしてもらった。
今日は奨励会の例会だった。(二段以下)今日は下の級位陣が好調で、上位陣はもうひとつだったようだ。
知らぬ間に日々が過ぎていくので、勝てないと焦りも出てしまう・・どこかで腹を据えるしかないのだが、言うは易しで実際は壁をのりこえていくのは大変である。
「勝ち負けに目を奪われている間は勝てない」気もする。いかに「将棋に没頭するかと、勝負に集中するか‥」だろうか。でも「勝ち負けに淡白でも勝てない」ものだ・・
勝つと強く見えるし、強くなるもので、負けると弱く見えるし、弱くなるものかもしれない。
師匠がああだこうだと考えている間はダメかなあ・・
道すがら 明日は明日の 勝ちと負け