伊丹コース、GⅠスプリンターズS、奨励会 [日記]
最近、こうやって金太郎が私の眼鏡を外すのに興味を持って困る。いったんこうなると何度も懲りないでチャレンジするのだ。
時間が経つとこうやって治まる・・金太郎はまだまだやんちゃな少年である。そして多感な面もあるので、手抜きできないのだ。
昨日は(10月3日日曜)午前中、伊丹子ども日曜コースだった。参加者が多くて途中からやや騒がしい雰囲気だった?学年も棋力も幅広いのだが、それなりのバランスが面白い。
有力な仕掛けで、ただしこの後が問題だ。単に銀をぶつけるよりも、5二飛からぶつけるのがよい。「数の攻め」「守りを薄くさせる攻め」である。
5筋の位は取らさない方がよい。この後は9三香から9二飛の数の攻めが有力だ。但しカニ囲いにしてからがいいかもしれない。「攻めの形を作る」「守りの形を作る」ことだ。
これから4五歩、6七金、4六歩、同銀、4二飛と進んだ。こういう戦いではもう少し仕掛けるのを待って、1四歩から1三角、3三桂、4二飛と「攻め駒は集中させる」「飛角銀桂で攻めの陣形を作る」ことが大切だ。
ここから2六金、4五歩、1五歩、4六歩、同銀、4五銀、1四歩で攻めが挫折気味になってしまった。1五歩には同歩で上手の手が難しい。駒落ちで穴熊のような堅いが低い陣形はやや損である。「守りの金を攻めに使うくらいでちょうどよい」「切れないように手を作る」のが大事だ。
午後からは阪神競馬場に行く。メインは中山のGⅠスプリンターズステークスなのだが、良からやや重の馬場状態だった。
週末は将棋教室やイベントが多いので、阪神競馬場は滅多に来られないのだが、人の多さでレースをじっくり見られないのがつらい。それでも今日はまだ少ない方だった。居場所もない混雑のこともある。たいてい階段に座って予想すうrのだが、
病気のカップル?もいるぞ・・ゴール前なので目立つ。
これは私が座ってみているのでなくて、もちろん立ち見だ。でもこの3Fからの見晴らしがいい。
雨のなかの緑がきれいだ。今日は阪神、中山、札幌があってすこしずづ遊んだが、例によって惜しいが惜しくない馬券で?負け。着順で一頭の馬がずれているパターンだ。
きれにタテに並んでの疾走
上からパドックを見る。
正面の上に移動してパドックを見る。普段だともっとごった返している。
左から札幌、阪神、中山のレースを中継しているので見やすい。メインのGⅠスプリングステークスのときは三画面いっせいに流す。私もこの画面で見た。
香港馬7番ウルトラファンタジーが優勝した。同じ香港馬のグリーンバーディーの方が本命だったが、両者は三戦してウルトラが全勝なのだ。二着はダッシャーゴーゴーだったが、4着降着になり、3番サンカルロが繰り上がった。サンカルロは私にはよくわからない馬だが、スポーツ紙などで評判がいいので、押えておいた。
三着はキンシャサノキセキが粘った。よかった・・ワンカラットも5着だったが、何となく世代交代の声が聞える結果でもあった。
よくわからなかったのが、先行しなかった(できなかった?)ヘッドライナーと目立たなかったビービーガルダン、包まれてしまった?グリーンバーディーだろうか。
今回も3連単、馬単、3連複の予想は外れていた。初心にもどって8頭ワイド馬券にしたので、少し勝ちになった。
もともと買う予定の馬券では頭が⑥⑦⑧⑭の4頭の予想だったのだが、そこから⑦を抜いたのだ。結局②③⑦⑧⑭がらみの馬券が正解だったようだ。GⅠの難しさだろうか、また同じレースでも3連単や馬単だと取れない、勝てない気がした。
でも勝敗でなくて、レース自体が役者がそろっていて面白かった。
昨日は奨励会の例会でもあった。全体では勝ち越しのようだった。ひとりひとりの成績と状態がまちまちだが、本人もそうだが師匠としてもかなり危機感を背負っている。以前と違って、なかなか将来の見通しの余裕が持てないのがつらいところだ・・
明日が平日なので、棋譜調べに来る弟子はいつもより少なかった。T1級、U2級、H5級、Y6級だった。まずは負けた棋譜を見るのだが、大切なのは将棋の内容である。
奨励会の将棋は根比べと根性と技術を欠かさないで戦うことだろうか・・普段から将棋とどう向き合っているのか、それを常に問われている意味もある。入会してからも、怖ろしいほど長丁場なので、人間を隠しとおせないものがある?のだ。だから生身の人間でぶつかって挑むような感じだろうか。
夜は凱旋門賞を見る。ハラハラドキドキのナカヤマフェスタの戦いぶりは素晴らしいものがあった。二着は惜しかったが・・それにしても底力を争う荒っぽいレースなのだなあ?ヴィクトワールピサは8着(7着?)だったが、まだ三歳なので楽しみである。