有馬温泉に行く [日記]
昨日は(10月27日水曜)家族で有馬温泉の日帰りの旅に行った。ゼロ泊2食の温泉と食事と散策のツアーである。この日帰り長時間部屋付きプランは最近出てきたみたいだが、我が家のように金太郎やチビがいて泊まれないものにはありがたく便利である。
今回は車で行った。ホテルは兵衛〇〇閣である。部屋に案内されて、すぐに昼食の喫茶店に行く。12時から21時までの日帰りプランだった。
昼食の後は有馬散策だ。息子は有馬散策は始めてらしくて、古い街並みに感動していた。
昔ながらの狭い坂道と古い店構えに歴史の味わいがある。歩いている人が旅人に見えるのも風景のよさである。
足湯
赤いポストと松茸昆布の店、有馬の名所のひとつだ?
昨日は寒いので少なかったが、有馬の街には猫が多い。
有馬人形筆というらしい。筆を立てると人形が顔を出す。
妬泉源(うわなりせんげん)
炭酸泉源・・サイダーの大好きな私でも飲むとまずい?昔は毒水と言われていたのだ・・
温泉寺の鬼瓦
銀の湯
薄の穂がきれいだ
天神泉源
100度くらいある。硫黄と塩分が混ざった臭いがする?
青空が似あう泉源だ
坂道なので思ったよりもくたびれる
炭酸せんべいの本舗で、手焼きの炭酸せんべいは9枚焼いて、円形に形どる。残ったのが割れせんで私はこちらを買う。
酒まんじゅう、これがおいしい。食事前なのに2個食べてひんしゅくをかった。
その後で喫茶「CaFe De Beau」に入る。有馬に来るとここでいつも休憩する店である。
兵衛〇〇閣が見える
ホテルに戻る。このホテルは敷地が広くて、東西南北の館があり、それぞれ微妙につながっているので中で迷ってしまう。
二の湯に入る。女性は一の湯で日替わりらしい。大理石の銀泉と露天の金泉があって、言い回しがヘンだが温泉は絶品だった。
息子と温湯船で話をする。あれこれ聞き出すが、しっかりしてきたのかどうか?知らないほうがいいこともあったり、いろいろである。
有馬の温泉街を見渡す
ホテルの部屋(12階)からの眺めもよかった。時間ごとに風景が変わる。六甲の山並みが見える。
ホテルの展示室に行く。震災の展示だ。このホテルもそのとき1月1日オープンした館が17日で倒壊したらしい。17日間だけの営業だ。当時の生々しい写真が残っている。
この新聞記事を見ても、当時のことが蘇る・・
食事の前に三の湯にも入る。こちらも金泉、銀泉がある。出た後でこのロビーで妻と待ち合わせていたが、阿吽でなくあわんの呼吸である。妻は別のところで待っていた。
夕食は和風ダイニング「あじさい」で炭火焼き懐石だった。
とろけるような肉だった。つかの間の?食の道楽である。
はもの鍋料理
食事を終えて、もう一回温泉に入ろうと思ったが(このへんが貧乏ったらしいが)満腹で動けなくなった。トランプ遊びも出来なくなってダウンである。
日帰りコースでも8時間あればと思っていたが、あっという間に過ぎた感じである。今は不況でどの業界も工夫しているが、この温泉日帰り部屋付きプランは今後も需要が増えてきそうな気がする。
帰りにセルフで記念撮影をする。
車で帰るのは少しおっくうだが、思ったよりも夜道が走りやすかった。176号線でなくて、船坂で有料道路を通って、宝塚の逆瀬川に出るコースがいい。
夜になって小雨が降りだした。
息子は義父の家に立ち寄ってから、家に戻って来た。それからまた大阪に戻って行った。とにかく元気でやっていってほしい・・あれこれ思う・・帰りに私の新刊を渡した。
昨日はいい一日だった。