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日曜コース 12,9 [日記]

 

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    手を甘噛みする金太郎。以前は本気で噛まれていた?叱られた腹いせに噛むのだ。

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  昨日は(12月9日日曜日)午前中、子ども日曜コースAだった。欠席も多くて昔に戻ったような雰囲気だった。全体の人数は増えているが、毎年入れ替わりもあって、今は割と低年齢化している気がする。

 私は将棋を指すことが大好きなので、指導対局ならいっぱい歓迎である。だから礼儀や挨拶は基本的に教えるのは苦手だ。将棋を教える教室に徹したいが、子どもの場合はあやういこともあるのでやむを得ず叱ることもある・・

 将棋に目を向けないのは共同責任で?生徒も指導側も見直しが必要と思っている。面白さを伝えられないのは、やはり何かが足りないのである。

 でも私は明るく楽しくは向いていないので、ひたすら将棋が好き、勝っても負けても指すのが好き‥そういう子どもが歓迎である。強い弱いでなくてそういう雰囲気が好きなのだ。

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 勝ち負けにこだわるのもいい面があるが、それよりも将棋は戦う楽しさを知るのがいいのだと思う。勝負はすべてそうだが、草木も生えないシビアさも大事だが、戦う楽しさを味わうのが醍醐味で、結果はその次である‥

 勝つ楽しみの裏には、負ける悔しさつらさがついて回る、その過程の中でたくましさや不屈さが生まれてくるものだ・・勝ち負けだけにこだわると、必ず痛い目に会うし、面白くなくなってしまう‥勝ち負けでない、戦いのテクニックやスリルがいいのだ‥

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 四枚落ちとしてはうまくいっていないが、3二金から3三金をねらえば難しい。大駒落ちの戦いは、自滅しなければ必ずチャンスがくるものだ。

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 飛落ちからだが、上手が6五歩と仕掛けた、王手飛車のラインに注意だ。戦いは常に隙を作らないように運ぶこと。

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 四枚落ちで上手も下手も矢倉の戦い。こういう場合は上手の6五歩の位をねらうのがいい。そのための駒組はいっぱい考えられる。位を確保できると上手ペースになるものだ。

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 五枚落ち戦で、うまく指されている。ここで3四銀なら受けなしだ。実戦はそうならなかった。押さば引けではないが、案外難しいのが引き技だ。攻めっ気たっぷりなら1六銀、同歩、2七歩成や2七歩成、同金、1六銀もある。

 午後からは「日曜コースB」だった。こちらも出席が少なかったが、その分じっくりと指せたかな?この時期は人数が読めないので、それなりの対応をするのがいい。

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 阪神JFは珍しく3連単を買っていたが、二着に7番クロフネサプライズが入着して負け。300万馬券には驚いたが、15番人気ではお手上げだ。一着1番ローブティサージュと三着に入った10番レッドセシリアは買っていたので、かすかに?惜しかった。

 WIN5は同着があったようで、2億円と1500万の配当だった。私の買ったのは本命路線(本命と2番人気が中心)は大外れだったが、穴馬路線(自分の考えた3番人気から4番人気が中心)中山10レースが外れただけだったので無念である。

 中山10レースで勝った6番ドリームセーリングは、逃げ馬でしかも私の予想では5番人気だったのだ‥(逃げ馬はたいていマークする)かといっていつもいつも5番人気まで手を広げにくいのだ‥

 まあ自分の予想の中の馬が勝っているかどうかがテーマなので、結果はでていないが、当たらずといえども(かなりだが)遠からず、と思っている。

今朝、レースを見直すと、ぶっちぎりに逃げ勝っている。

 目的があると集中できるもので、競馬をこんな風に鍛練しているのは初めてである。私は年齢とともに、こっそりひっそり、わがまま度を高めているのである・・

 決して善人にならないように心がけている‥金太郎がこれから30年生きているので?倒れるわけにいかないのだ‥世間にイヤがられてもイヤがられても生きて行くのだぞ!

 


門真に行く 奨励会例会 12,8 [日記]

 

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 土曜日はパナソニックの年末のイベントで門真方面に行く。なぜかこの日はいつも寒いのである・・

 この日は奨励会の例会もあった。もともと土曜特訓コースの日でもあったので、間違えて来た子もいたようだ‥テキストに書いているのだが、間違えやすい‥

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 金太郎と遊ぶのだが、以前と違って幼稚な遊びが減ってきた代わりに、新しくチャレンジしようとするので危なっかしくて困る・・金太郎も青年になってきたようだ。もう少しすると二度目の反抗期もあるようだ‥

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 太陽の塔に会えるので、門真には大阪方面からでなくて、モノレールに乗るようになった。自分の心もとなさを?少しでも励ますためかもしれない‥見るたびに違って見える。岡本太郎さんの世の中を睨みつけた?愛嬌のある表情も浮かんでくる‥

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 クリスマスツリーの季節なのだ‥

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 メイン会場は雨の予報で体育館に変更したらしい・・将棋は別館である。指導対局が中心だが、囲碁に比べて少ないぞ‥このイベントでは普段顔見知りのメンバーの方が親子連れで来られるので面白い‥それから飛び入りの大人や子ども達である。

 10時過ぎから15時までで終了した。

 帰りは裏の方の道から「大日」まで歩くことにした。冬晴れの昼間である。

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 またモノレールに乗る。太陽の塔を一瞬だけ観た。

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 帰宅してのんびりする・・夕方遅くに奨励会の結果報告の電話が鳴る。今回は成績が割れたようで、全体では芳しくなかった・・

 みんなそれなりに踏ん張ってはいるのだが、普通の踏ん張りでは越えられない壁があるようだ。奨励会全体でレベルアップしてシビアさが増している気がする。熾烈な戦いというよりも、長丁場を耐え抜くタフな精神と、日々のかたくなな精進が必要なのだろう・・

 古い言葉だが苔の一念・・それが必要なのである。だめかもしれない‥疑心暗鬼な気持ちとにらめっこしていくようなものだろうか。

 時代の流れと枠組みのズレや心情の面で?師匠の力の及ぶ面が減ったのと、どこか死にものぐるいで向かっていくような野蛮なパワーが足りない気もする。

 世間や他人に左右されない冷静な分析力、判断力と、この世に一人になっても生きていけるタフな人間力がほしい‥(よく考えると自分にも足りない分野のことである)

 年齢に関係なく、追い詰められた野獣になってほしい‥私の弟子は素直で穏やかな羊が多いのかなあ・・


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