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故木下晃七段をしのぶ会 [日記]

 

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 昨日は(4月5日火曜)大阪の「芝苑」で開かれた故木下晃七段をしのぶ会に参列した。

 一番弟子の南芳一九段の挨拶、献杯は桐山清澄九段で始まって、木下先生の思い出話を語る会だった。

  ささやかに開きたいの意向で、主賓は桐山清澄九段、小阪昇七段、小林健二九段、そして木下先生と同門の南口一門の中尾修七段、滝誠一郎七段と私、野間俊克五段、安用寺孝功六段、そして木下門下の南芳一九段、阪口悟五段、牧野光則四段の11名だった。

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  滝七段の司会でひとりひとり思い出話を語ったが、私よりも一世代前の昔の話が出てきて感慨深かった。

 木下先生はへそ曲がりの自由人だが、憎まれグチを叩いても人には好かれる人徳があったと思う。私も将棋や麻雀のときピタリと横に来てあれこれ言われるので、いっときは苦手だったが、棋士になってあるときから、一切言われなくなった。むしろニコニコ顔で話しかけられることが増えたと思う。少しだけ同門の一員として認めてもらえたのかもしれない。

 木下先生が七段に昇段のお祝いも、同じ芝苑で開かせてもらった。そのときは私が幹事だったので、よく覚えている。

 酒の席が好きだったので、楽しい時間を過ごそうの意向で、あっという間に3時間あまりが過ぎた・・

 これからは南九段、阪口五段、牧野四段、その木下門下の弟子の活躍をしっかり見守ってほしいと思う・・

 

 久しぶりに大阪の書店に立ち寄った後で、夕方に帰宅した。自分の本を買うつもりだったが(自分の本でも持っていないのもあるのだ)気が変わり、競馬と競艇とパソコンの雑誌を買った。実用書ばかりでは冴えないのだが・・

 昨日は奨励会の例会でもあった。最近は弟子の成績表をみるのが気が重い?ことが多いのがつらい。何となく感じるのは、日常の安易さである。日々執念を持って勉強するのも無理な話だが、普通の日常に何かの思いを織り込まないと、時間をかけても何も生まれない気もする。

 帰宅して夕食の後で、金太郎を出す。私の顔あたりでイチャイチャして?うれしそうだが、長く出しているとついつい調子に乗ってくる。

 20時前に坪井1級と来海2級、星田5級が棋譜調べに来た。

 HIROから帰ってから、いつもは弟子同士に任せているのだが、久しぶりに私が棋譜調べをした。22時過ぎに深夜バスで島根に帰る、来海2級を送ってから解散する。

 ぐったり疲れた。もう少し全体の弟子の成績がよければいいのだが・・頭が痛い。ひしひしとどの分野でも無力感を味わうばかりである。


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