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川西に行く [日記]

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 昨日は(4月29日金曜)祝日で、5月の連休の始まりだ。本来なら一門祝賀会を前にしててんてこ舞いの日々なのだが、今年は自粛したので逆にのんびりできる・・毎年自分なりにはいかに神経を費やしていたのかわかるが、そろそろエンジン切れの実感もする・・

 弟子の奮起に期待しながら思うのは、いろんな面で移り変わりの時期にきているのかもしれない。自分の役目というのがあったとしたら、こちらもそろそろビジョンを変更して、自分の時間を増やしていきたい気もしている・・

 気分的には要するに気ままな昔に戻っているのだろう・・

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 母の日のプレゼントを贈るのに川西で出かけた。今日は車検で代車だったので、電車で行くことにした。

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 用事が終わり、少し早いが弁当を買って、外で食べることにした。久しぶりに来たのだが、すっかり変わっていて通路の空間もきれいになってはいるのだが、いわゆる愛想がない?これではストリートライブもできない?

 鳩が寄ってきたが、すぐに係りの人が巡回してきて、監視している。ゴミを捨てないで下さいの旗を持っている。弁当を食べている我々の信用がない?そういえばゴミ箱もなかった。もともと持って帰るつもりだったのだが、のんびりするムードでなくなった・・

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 今日は青空だ。

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 向かいにはデパートがあったが、閉店した跡地が物悲しい。駅界隈の再開発も盛んのようだ。いちばんはじめに来たころは古い商店街や街並みが残っていた。街の変貌は10年20年単位で見るとめまぐるしい。

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 少し界隈を散策する。駅から近いはずなのに地理がさっぱりわからない。きれいな公園があった。

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 銭湯の煙突が見えたので、その道を歩くことにした。

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 跡地にはマンションが建つことが多い。

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 下水処理場の工場みたいだ。古い懐かしい雰囲気の風景だ。

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 由緒がありそうなたたずまいの家があった。以前にも散策したことがあるのを思い出してきた。

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 こちらも独特の洋館

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 甍の風景が残っている。

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 静かな神社だった。

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 幻想の世界にいるような風景・・

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 桜のような樹に白っぽいピンクの花がさいている。「あれは何の花ですか?」と散歩している人にきかれたがもちろん私にもわからない。

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 鳥居が二重にある?

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 きつねもかわいい。

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 神社を出て別の道を歩く。中学校があって、この金太郎が見えた。

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 珍しいポスト

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 道の前に動物の石像がいっぱい並んでいた。

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 これは木製か。

 

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 愛嬌のある犬

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 丘を下り公園で一休みする。見事な八重桜の並木があった。ソメイヨシノ桜とあった。

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 フジも咲いていた。フジ棚がきれいだ。

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 八重桜とフジの花

 1時間半くらいの散策だったが、足が痛い。いつも車なので、歩くとまた街が違って見えるようである。昔と違うなあと思うのは、人がそれぞれに人に興味を持たなくなっている・・ことだろうか。そして街の表情が整うにつれて、無機質に変貌している?心に余裕のない時代かもしれない。自分のことを思ってもそう感じる・・

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 帰宅して部屋の掃除に取り掛かる。目標はゴミ4割作戦だ。年齢とともに不要なものを捨てて、身辺を軽くしたい・・そう思って取り掛かると、お手上げ状態である。自分にできること、自分がやらなくてはいけないこと、隙間の空間を持つこと、考えると自分の内面のクリーン作業も兼ねている気がしてきた。一番の不要なものは自分自身にならないように・・しないといけない。

 金太郎は今日はいつもより少し元気がなかった。出かけることが多かったのでさみしかったのだろうか。

 

 


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ピピア子ども入門教室 [日記]

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 昨日は(4月28日木曜)少し早めに寝たせいか、朝の4時過ぎに目が覚めてしまって、そのまま起きる。これからこういう生活サイクルになりそうだ。寝るのも体力が必要みたいで、その点では自分の人間のリズムが降下気味なのだろう・・

 この時間をブログと創作のノルマの仕事に当てようと考えた・・この日記もそうだが、私は文章を書くのは早いので(だからいい加減である)ブログといっても写真のダウンロードにかかる時間が長いのだ。深夜は特にそれが顕著で、朝方は気持ちいいくらいダウンロードが早い。

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 昨日は午前中、買い物に行く。ダイエーの木曜市である。この日は格別混んでいるが、家計をあずかっていると、こういうサイクルになりそうだ。私も半分は助っ人の気持ちであるが、実際は役に立たないのだ・・重い荷物は妻が持つ・・

 午後からもパソコン関連のものを補充の買い物と、将棋教室の詰め将棋のテキストのコピーに行く。

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 今日はピピアめふでの「子ども入門教室」の日なので、今日の分のテキストも作る。毎回自分で考えて作っているのだが、工夫する割には疑問がある内容になってしまうのが悩みである・・将棋の入門関係は、難しいものをやさしく作る・・これがいちばん難しい。やさしいものを難しく作ってしまう傾向があるのだ。

 やさしくて難しいのが将棋の入門である。でもこのあたりをどうクリアさせるかが、初心者から初級者にレベルアップさせる課題、問題点なのである。

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 夕方から手伝いの坪井1級と一緒にピピアめふに行く。今日の「入門教室」会場は5Fで映画館シネピピアの前なので、映画「阪急電車」の影響で人が多かった。

 「子ども将棋入門教室」は欠席もいたが、見学が3名いたので12名になっていた。そろそろ10人体制での内容から20人目標体制に変えていく時期だったのだが、その目論見は失敗したようだ。やはり初心者が多いと個別の解説が必要なので、それにエネルギーを使ってしまうので、全体の進行のバランスを崩してしまうのだ。

 要するに指導側が少しパニックになってしまった・・棋力が少しずつ前に進んでいたのが、後退したかのような将棋の内容になっているのは、子どもの難しさである・・でもじっくり指導していると、すぐにきっかけさえ出来れば、徐々に棋力アップが進んでいるのがわかったので、少しほっとした。いい面を引き出して、けっこう指せる、その手ごたえと自信を持たせるのが大切かもしれない。

 次回からどうするか課題が山積みだが、それくらい入門教室はエネルギーが必要なのと、まだまだ未開拓の分野なのかもしれない・・張り切って挑むのだが、子ども達の前では対金太郎状態になってしまう?

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 終ってグッタリの私と坪井1級だが、その分次回への奮起を持っているのだ。子ども達は独特のエネルギーを持っているので、それに向き合うのは指導側も似たようなエネルギーが必要なのだろう。

 夕食を終えてHIROに行く。天皇賞の枠順も決まり、そろそろ予想である。

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 金太郎はほぼ毎日写真を撮っているが、微妙に違う・・親ばか発揮であるが、こちらも大変だ・・格闘をさける工夫をしているが、案外可愛い声でしゃべったり、ハースーというため息が出ると要注意みたいだ・・金太郎の心理を読むのも難しい。なかなかの策士なのだ?

 夜は「渡る世間は鬼ばかり」を見る。どういう展開になるのか、こちらも読みにくい。自分が小説を書いたら、登場人物のキャラクターを間違えそうだ?

 今は特に何が起きても不思議でない時代だが、かすかながらも守り続ける魂みたいなものが必要だ・・現実が殺伐としているから、よけいにそう思う。

 


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関西将棋会館に行く 4,27 [日記]

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 昨日は(4月27日水曜)将棋連盟の公益法人役員(理事)予備選挙があったので、昼前に大阪に出かける。その前にミニコープに行って用事を済ませた。家の前の細い道を通っていくのだが、小さな白い花が咲いていた・・

 最近は滅多に出かけなくなったので、先日の免状授与式以来である。人混みに圧倒されるのは、普段呑気な暮らしをしているからだろうか。

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 12時40分過ぎに関西将棋会館に着いた。販売部のところにいたら、ちょうど山崎七段とばったり出会ったので一緒にエレベーターに乗る。2階にNさんがいたので話をするので、山崎七段に先に行ってもらった。

 その後で糸谷六段、大石四段、澤田四段が挨拶に来てくれた。選挙は欠席しないように、弟子に伝言していたのである。

 13時から予備選挙が始まったので、4Fに行く。

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 選挙が終ってから、山崎七段、安用寺六段も誘って喫茶店に入った。増田六段はベテランの貫禄で後からのようだった。一門の弟子を引き連れていくのは、珍しいことだ。全部で6名になったが、昔は弟子を含めて一緒に食事に行ったりしたものだ。

 みんなの近況を聞いたり雑談して過ごす。たまにはこういうことも大事なことだなあと思ったりする。

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 開票は15時からなので、喫茶店を出てから、少し用事を済ませるために、梅田に戻った。福島と大淀はこのあたりは昔、結婚する前に住んでいたので、懐かしさもある。

 もう少し将棋に打ち込んで努力しておけばよかったなあ・・人生は悔いの塊である。

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 大阪駅界隈はデパート商戦が熾烈な前哨戦みたいな雰囲気もある。今はシビアな客層と、過酷きわまるビジネス社会なので、競争社会と言うよりも、資本主義の極地の生き残りサバイバルゲームの気がする。自分の暮らしはそういう世界からできれば回避したいが、いや逃避したいが、そうもいかないのだろう・・

 15時過ぎに関西将棋会館に戻り、開票結果を待つ。16時過ぎに東京の方の集計も終って今日の予備選挙は終了した。

 17時半過ぎに帰宅して、夕食は家になった。

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 夜になって雨風がきつくなって、ところどころ雷も鳴る荒れ模様になったが、HIROに行く。

 ここ数年でいつしかスポーツ紙を見ながらのカフェータイムが、一日のくつろぎになった。自分の生活リズムは昔とさほど変わりないので、時代に取り残されるのも仕方がないが、時代についていこうと思わない、いや時代についていけないものをひしひしと感じる・・

 とにかく自分にとって確かなものを大切にしていくことから出発だろうか。

 

 


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園田競馬、伊丹昆陽イオンモール4,26 [日記]

 

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昨日は(4月26日火曜)園田競馬に行った。少し早めに出たので、珍しく1Rのパドックのスタートから見ることができた。競馬場に来ると平和だなあと思う・・馬を見るとほっとする・・困ったものだ。

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1Rで一着の8番サンワードグローの大柿騎手。10歳の馬だ。パドックで周回しているときと、騎手が乗ったときでは全く違う反応をする馬もいる。

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 1Rで二着の6番ラピドフレチャー(竹村騎手)

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 3連単は8,6,4と入ったが、人気はそれぞれ5,7,2番人気だった。1番人気の9プライズオボガールは第4コーナで失速して9着だった。3連単10万8860円だった。私はワイド660円で収支は変わらずだった。

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 2Rの一着は1番ペリフェラリポートの川原騎手

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 2Rの二着8番マイネルヴェルメリオの平原騎手の返し馬、隣に7番オーミリベルターの木村騎手がいる。

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 2Rは1,8,9と入る。私は9番リューベックの複勝を買っていたが、7番人気なので期待していたが280円だった。他のワイドは外れた。

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 3Rの一着の5番フルハウスの下原騎手

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 二着は6番ブルーサンダーの木村騎手

この3Rはさすがに頭の3番は固いと思って馬単と3連単にする。園田屋で昼食を食べていたのでレースは見れなかった。ねらいの馬券は外れたが押さえで取った。

 今日も馬券は当たるが勝てない?パターンのようである。低い配当で当たり、高いときは外れているからだが、ワイドや馬連、複勝を駆使してとにかく当てる・・その後で3連単をねらう。そういう思惑だが、そうはいかない。

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4Rの一着は1番コスモジャングルで3Rでも勝った下原騎手で、7番人気だった。

 3連単は1、8,7で12万3420円の配当だった。私の買った馬券はワイド2,6⇒2,4,6,7,8とワイド6⇒1,5,9だった。1番人気と2番人気の6と2は6着と7着だった。さすがに木村騎手と田中騎手なので、どちらかはワイドで三着には入ると思っていたが・・

 園田競馬では日替わりで活躍する騎手がでる場合もある。勢いだろうか・・

 5Rは4,7,3でダイスポ的中だった。私はワイドがすべて的中だが配当はつかない・・

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6Rが始まる。

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 後半からようやく誘導馬がいる。マコーリーだ。やはり落ち着いた佇まいになる。何とか前半も復活してほしいものだ・・

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 マコーリーは人気者だ。いるとなごやかな気持ちにさせてくれる。そういう存在感のある馬だ。

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 6Rの一着は8番キングスクワートで松本幸騎手である。このレースは3連単8、2、6で28万5210円の配当だった。予想屋のおっちゃんの馬単が炸裂した?ずっと押さえで買っていたのに、このレースで買うのをうっかりしてしまう・・馬単8-2で2万8080円だった。がっかりするのと、予想屋のおっちゃんに申し訳なかった?

 私の馬券は馬単3⇒1,4,8,10と3連単3⇒2,7、2,7,8,10だった。後で妻に聞くとパドック解説で中司さんが本命の3番アドマイヤファインを切ったそうだ。それはいいのだが、終ってからの吉田アナウンサーの絶妙の聞き口もよかった。

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 7Rは2、6、7と入り、今度は馬単を取った。配当は3930円だった。このレースも予想屋のおっちゃん的中だった。

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 8Rは7,1,4と入った。私は馬単を取ったが1090円でトリガミである。念のために7,9⇔3,4,6,8、10の馬連を押えていたからだ。時間がなくてオッズを見なかった・・

 9Rと10Rは帰宅して見たが、9Rは3連単10,12,6で9万640円だった。私は3,10,11⇒3,4,10,11の馬単で外れだ。

 10Rも3連単は3.10.1で4万3290円だった。私は馬単3.5,9⇒3,4,5,9でダメだった。

 全体では馬券は当たっているが、もうけなしで9Rと10Rで負けになった。ややぐったりする。この日は負けない勝負をするつもりだったが・・

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 早めの夕食を終えて、伊丹の昆陽イオンモール店に行く。最近オープンしたばかりなので、駐車場の入り方を電話で聞く。宝塚からでも近いのだ。

 伊丹将棋センターからも近いので、子ども将棋教室のときに付き添いの待ち合わせにもいいかもしれない。駐車場は無料だ。

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 イオンモールの中のHIROに入る。値段はいつものHIRO店より安いが、その分、スポーツ紙もないのでなるほどである?

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 店内は広すぎてお手上げである。JR伊丹駅前のイオンモールと違うのは映画館がないことだろうか。その分いろんな店が多くて呆気に取られる・・近辺の店も大変である。今はビジネスが怖い時代であるとつくづく思う・・

 どの分野の店もあるようだ。洗練された(古い言い回しだが)ゴージャスな雰囲気をかもし出しているのだろうか?

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 100円ショップと思えない雰囲気つくりだ・・ファイルを買った。

 帰りは駐車場の場所を迷ったが、駐車場からは誘導があったのでスンナリ戻れた。初めてのせいもあるが、全体には目がチカチカしそうな時間だった。

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 ようやく金太郎を出して遊ぶ。今日はアップで撮ってみた。この足のリングには登録番号もあるが、じっとしていないので、なかなか見せてくれない・・

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 金太郎もすっかり青年になったようだ。好青年かどうかは?これからだろうか。

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 金太郎の顔をアップで撮る。

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 紅い尾羽の毛がきれいだ。ヨウムの特徴だろうか。

 


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映画「阪急電車」 [日記]

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 金太郎が私のズボンを噛んでいる。私が着ているセーターは金太郎専門のもので、体中噛まれて穴だらけである。間違えて外に行くと、犯罪者と間違われそうである?金太郎のくちばしは手と同じ働きだ。

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 朝の9時過ぎに予約して、シネピピアで上映の「阪急電車」の予約をする。だめかなあと思っていたら、11:35分上映の予約が取れた。ピピアめふに電車で少し早めに行って、5Fの屋外に出てパンを食べて腹ごしらえをする。

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 ここから夏の花火を見たこともある。

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 セルフで記念撮影をした。

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 「阪急電車」は地元の映画だけに、大人気である。意外に世代の上の層が多かった。私の予約番号は14,15だった。この順番に映画館に案内されて、席は自由である。いつもは前から2番目の席だが、今日は後方の端に座った。満員で妻が息苦しくなったときに、すぐに出られるようにである。その準備だけでも安心感が違うらしい。

 「阪急電車」は有川浩さんの小説の映画化だが、私はずっと「アリカワヒロシ」という男性作家と思っていた・・映画を観てから実に繊細な感情を持っている人だなあと思っていると、「アリカワヒロという女性作家だよ・・何度も言っているのに、本も途中までしか読まないから・・」妻に呆れられた。

 この小説の主人公は阪急電車だ?結婚式に参列の純白の衣装の異様な出だしからだが、映画映画していないのがよかった。さりげない日常で起こり得る小さなドラマを重ねあって、言えそうで言えない、わかってもらえそうでわかってもらえない、不満をぶつけたくてぶつけられない、そんな出来ごとを実感しながら、爽快に優しい雰囲気でこなされていく・・

 強いヒーローがいないのもいい点だろうか。今は強さが横柄さや身勝手さに取って換わり、優しさが弱さと意気地なしに移っている?時代である。でもかといってヒーローは必要ないのである。でも、ささやかながらも小さな勇気は必要だ・・いい人ほど苦しむ時代である・・それでも泣いた後の純な心、そして温かい人のふれあいは大切にしたい。少々のことがあっても元気に生きていく、そんなメーセージを感じた。

 画面には普段見慣れた風景が次から次から出てくるので、よけいに身近に感じるのかもしれない。見終わってから、少し胸が詰まりながらも爽快な心地にさせてくれる映画だった。

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 「阪急電車」公式サイト どうぞご覧下さい。

 いろんなロケ地のシーンがあるので、また観に行こうと思う。

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 阪急電車に乗って帰る

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 金太郎が退屈そうに待っていた。庭に入ると「キュン・・キューン」と鳴き声で知らせる。

 少し曇っていたが、部屋の下に降ろして窓を開ける。金太郎にとっては気分も変わるらしくて、お気に入りの時間である。なぜかというと、この場所に来ると、よく遊びよく歌うのだ。

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 早めの夕食を済ませて、買い物に行ってからHIROに行く。昨日の皐月賞の反省でスポーツ紙を見る。競馬のGⅠは終ってみると簡単そうに見える馬券だが、本筋とイモ筋は隣り合わせの囲碁の格言にあるように、買わないと当たった気になるものなのだ。

 ギャンブルは買わないで予想すると、たいてい勝ちである。そして買うとたいてい負けである。そして勝ち負け以外の楽しみがないと、殺伐としたものでしかない。予想する楽しみ・・これが醍醐味かもしれない。そして100円でもいいから買ってナンボである。

 皐月賞は迷った末に、馬連フォーメーションという軟弱な馬券と、完璧に願望3連単馬券を少々買った。本命サイドの馬2頭を軸に(私の実力では本来は軸は4頭必要だろうか)9頭流した。本命サイドの決着なら配当は安いのだが、今回は馬単がどうも自信がなかった。

 予想は馬の耳に念仏に書いておいた。

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 県議選や市会議員選挙たけなわだが、今回はなかなか足が向かなかった。ここ10年くらいではじめてのことだ。知らない間に慢性の政治不信に陥っているのかもしれない。

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 声の大きなものの意見が通り、過半数を取れば何をしてもいい・・それが民主主義の実体だとしたら、何かがおかしい。よくわからないが、政治の責任を追求するパワーが薄まっているかもしれない。それがジャーナリズムの存在意義だったと思う。お抱え学者やお抱えジャーナリストが多いのだ・・

 きちんとした物言いやきちんとした考えを持っている人がいるのに、見分けがつかない・・情報化社会といっても、選択して判断するのはひとりひとりである。そして自分ではまっとうな選択と判断をしているのか自信がない・・問い詰められると答えに窮してしまう・・今はひとりひとりがその力量を問われる時代なのだろう。

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 金太郎はとってもいい子だった。膝に乗って静かにじっとしていた・・そしてひとりで遊んでいる。どうも私に相手をしてほしいようだ・・「センセイハ?」「ハーイ」と返事をする。


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土日の日記 4月23日、24日 [日記]

 土曜日の日記(4月23日)

 ☆土曜特訓コース、奨励会例会

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 土曜日は(4月23日)土曜特訓コースだった。間際の申し込みもあったが、定員越えで盛況だった。特訓コースの日は弟子が奨励会のことが多いので、私が朝の内に準備するが、金太郎も下に降ろして、指導対局の準備も万端だ。金太郎が将棋を指してくれたら言うことなしだが、少し?きついかなあ・・

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平手の対戦で持ち時間は各15分切れ30秒だ。ここから7四歩、9七角成、同香、7四歩、同飛、7三歩、8四飛、同飛、7五角、6四飛と進んだが、存外難しい形勢だった。

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 中飛車の強襲を受けるが、後手の穴熊も固くない。ここから6四歩、5八銀成、同金引、と進んだ。

  全局ともチェスクロック使用の四面指しなので、上手も結構忙しい。こういうときは玉を固めて少し余裕のある戦いにする。一手違いの決戦はミスが出やすいのだ。長丁場の戦いをねらう姿勢である。

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 これは五枚落ちだ。駒落ちでも玉を囲ったほうがいいように思う。この1筋の攻めの陣形は仕掛けあたりが勝負どころになる。

 特訓では平手2局が終わると駒落ち戦に入る。こちらはいつもの手合いから始めて一番手直りで落としていく。下手が勝つと逆に手合いを上げていく。だいたい上手が押し気味だが、下手も上手も油断するとどんどん指しこまれるのだ。

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 これは二枚落ち戦で、下手もうまい指し方ではないが、駒落ちは無理攻めをしなければ、常に優勢だ。「攻めて勝とうと思わない」ことが大切だ。「全部の駒を活用して戦う」この感覚を身につけたい。

 土曜特訓コースが終って、一息つく。結局100局近く指したようだ。さすがにフラフラになっている。子どもへの特訓だが、じつは自分自身への特訓を兼ねている?

 土曜日は奨励会の例会日でもあった。上田洋2級が1級に昇級した。もともと力は強いのだが、安定性がなくて師匠をヤキモキさせるタイプである。この昇級をきっかけに腰をすえて、早く初段をねらってほしい。山口孝貴5級も4級に昇級した。宮崎から通っているので、前後に私の家に宿泊している。一時は6級に降級しそうなときがあったが、何とか克服しての昇級だからほっとした。これからも気合を入れて踏ん張ってほしい。

 弟子の結果報告を聞きながら、どうも全体では負けのほうに傾くことが多かったのだが、ようやく真ん中に針が戻って来た感じだ。勝ちのほうに傾くのはいつだろうか?

 HIROから帰ると、棋譜調べ組が帰っていた。負けた将棋を並べるのだが、今日は私が並べた。やはり棋譜を見ると、いろんなものが見えてくるのだ・・好手や悪手だけでなくて、普段の生活の表情まで伝わることもある・・

 みんな初めはひたむきでも、それをずっと維持していくのは難しい。20歳以降は年齢を経るごとに退化していく気もする。芸事なら熟していくはずなのに何故かと思うと、修業していないから、修業の気持ちが薄らぐせいだろうか・・常に10年先を見据えた修業の気持ちを持っていないと、やっていくのは無理な気がする・・

 今は負けの痛みも軽いかわりに、喜びも薄いかもしれない。将棋で負けて人生で倒れていくわけにはいかないのだが、弟子を見ていると何か足りなく感じてしまう・・それは覚悟のなさだろうか・・頭でわかっていてもそれは1割に過ぎない気がする。将棋の勉強をがんばれでなくて、つまらないプライドを捨ててしっかり生きろということなのだが・・それをいちばん強く言いたいのは、もちろん自分自身に対してである。

 日曜日の日記(4月24日)

☆伊丹コース、T君特訓

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 日曜日は「伊丹日曜コース」だった。伊丹将棋センターまでは車で20分である。今思うと、車の免許を取っていないと無理な仕事でもある。以前なら私は一生車に乗って運転はできないと思っていたが、これも不思議である。

 写真との出会いもそうだが、(旅の仙人故水津英夫さんと出会ったのがきっかけだ)自分の好きなものが何なのか、あまり自分で決めつけないほうがいいようだ。自分に向いていると思っていることが実は不得手で、苦手と思っていることが実は得意だったりすることもある。

 伊丹コースも人数が増えてきたが、途中から騒がしい雰囲気になっている?将棋で楽しくてしょうがないのならいいのだが、みんなと一緒に遊ぶのが楽しいのは困る?それでも将棋は全体にレベルアップしてきて、手ごたえはある。

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 F準初段の初段への昇級試験指導対局の二枚落ち戦だ。微妙な形勢だが、ここから3五歩、4七玉、3六歩、同玉で上手ピンチになるが、形勢逆転した。でも最後に下手に寄せの好手が出て、昇級試験合格となった。クリアするのに1ヶ月掛かったようだ。

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 七枚落ち戦で、下手やや作戦失敗の局面で、ここから突撃するとまける。仕方なく8二銀から9三銀と繰り出してきて、振り出しだ。この前に下手は8五歩形で9筋を攻めるのがよい。上手に8六歩から8七金の守りをさせないのがコツだ。

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 S井君の四枚落ち戦で、ここまではまずまずだ。ここからあわてないで攻めれば優勢だったが、あと一押しが足りなかった。でもこの局面を作れたのがよい。

 伊丹将棋センターは駐車場が多いので、送迎がしやすいのと、教室を中で見学して待てるのも強みだ。ここで教室の子どもだけで将棋大会を開く計画、また木曜コース復活も考えている。

 帰宅して昼食の後は,T井君との特訓だ。久しぶりに家に呼んで将棋を指す。私は絶え間なく将棋を指すのが好きで、そういう点ではいい職業を選んだと思う。向き不向きはあっても?・・である。

 夕方は研修会を終えた、Y田君とY村君がきて、負けた将棋を調べるが、内容は全然ダメである・・将棋は棋力も上下するものなのだが、波長がかみ合っていないと、出来不出来の差は激しいものがあるのだ。いくら強いときがあっても、プロを目指すなら、実力というのは「いちばん弱いところの評価」なのである。なかなか力を出し切れないもどかしさを感じる。

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 みんな帰ってから夕食にして、それから金太郎を出した。週末はなかなか出せないので、久しぶりのようで、金太郎もうれしそうである。

 それからHIROに行く。皐月賞は馬連フォーメーションで取ったが、トリガミだった。GⅠは4回取っているのだが、ほとんどトリガミのようだ。3蓮単が外れたのが痛い。それにしても、三頭のうち、かならず10番人気前後の馬が入る。有力馬のできが極端なのも競馬の難しさだろうか。

 山あり谷ありだが、週末が終るとほっとする。


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小雨の一日 4月22日金 [日記]

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 昨日は(4月22日金曜)小雨模様の一日だった。金太郎は朝ケージから出してひと遊びして戻らせる。余裕のあるときはゆっくりさせられる。金太郎も格闘はイヤらしくて、ここ数日は電気を消すと観念するようだ?そのほうがいっぱい出せる、この理屈をわかってくれるといいのだが・・

 見得を切る金太郎!誇らしげである。

 午前中は伊丹将棋センターの梶井さんとHIROで待ち合わせる。モーニングを食べながらあれこれと話をする。梶井さんと一緒だとくつろげる時間である・・伊丹将棋センターでのイベントの話しなどもする。

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 昼から来客があった。西日本支部大会団体戦に出場の、宮崎県都城三股支部の子どもメンバーだった。山口5級と支部大会出場のお母さん2名こられて、6名いたのでびっくりした。金太郎は何故か普段どおりによくおしゃりをしていた。子どもたちとお母さんで雰囲気が和らいでいるせいのようだ。金太郎のサービス満点は珍しい。

 「センセイハ?」「はーい」金太郎は指導対局中の私に声をかけるので、私もすぐに返事をするのだが、これは自然の中で呼び合っているのと同じ本能のようだ。

 15時過ぎに終って、岡山に向かった。いつもだと明石の舞子ビラなので、岡山と聞いてびっくりした。これから新幹線で向かうらしい。健闘を祈りたい。

 夕食前に山口5級の携帯の充電と買い物に出かける。〇〇〇〇〇〇ショップに行ったが、置いていないようだった。〇〇〇電気店に行くと、そこの〇〇〇〇〇〇ショップでは「時間がかかりますが、あずかります」助かった。

 帰宅して夕食を済ませ、携帯を取りに行ってからHIROに行く。

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 金太郎は相手を見て飛んでいく。すっかり慣れてきたようで、山口5級の頭に乗った。その後でも棋譜を調べている盤面に乗って局面を崩す。こういうときは、自分の相手をしてよ・・という意図のようである。私がパソコンに向かっていると、横のコードを噛もうとしたり、カーテンからプリンターを噛みに来る。

 ちょうど山口5級と将棋を指していた最中に、夜に高速バスに乗っている来海2級から電話があって、忘れ物があるので今日は泊めてもらっていいですかとのことだったので、宝塚に着いたら迎えに行くことになった。

 こうやって日記をかいていないと、2日経つと全部忘れてしまう・・すこしずづ気持ちは水準に戻っているが、明日の奨励会の結果がこわい?みんながんばってほしいものだ。


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園田競馬に行く [日記]

 

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 今朝も6時に目が覚めてしまって起きる。これから夏にかけて早起きしそうである。どうやって時間を費やすか・・計画性がある方がいいみたいだ。トビオとクロに餌をやってから、ペットボトルを出しに行く。朝は道路も静かで車も少ない。ときどきカラスが鳴いている。

 その後で金太郎を出す。朝は戻すのが大変なので躊躇する気持ちも一瞬あったが、それは人間の身勝手さだ・・それに金太郎も寝ぼけているときは素直だ?部屋に出して、しばらくして活動的になってくると、戻るのがイヤになるみたいだ。私にも葛藤があるが、金太郎もどこか意識しているのはわかる。

 金太郎は私と格闘した翌日は、あれこれ手立てを考えてくるときと、何ごともなかったかのような仕草の両方がある。手を出すと、ゆっくり手の上に乗ってきた。「金太郎おはよう」と言うとしばらくして「ヨウ!」と帰ってきた。聞きようによっては生意気な挨拶である?でもこれが金太郎の親しみ味わい深い挨拶なのである?

 

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 部屋の下に降りて、例によって周辺を見渡して、詰め将棋のテキスト入れとミニ将棋盤のところに行った。当然噛めるものは噛みに行く。でも金太郎のやりたいことはやらせたい・・

 朝の内に工夫して、雨戸のシャッターをしていたので、昨日よりは電気を消すと暗いはずである。いざというとき格闘しなくていいように・・

 結局、少し荒くなってきたので「金太郎バイバイ」といって電気を消して戻す。思ったよりおとなしかったのでほっとする。金太郎も微妙に気を使っているフシがあるのだ。これなら毎朝OKである。

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 今週は帰省していたので、園田競馬は行っていない。どうしようかと思ったが、しんどいときほど馬に会いたいので?早めに帰らないといけないが行くことにした。

 車で20分くらいである。専門紙のおっちゃんの「はい!キ〇キ!」と声が聞えると園田競馬にやってきたなあと感じる瞬間だ。最近は入り口のガードマンの人にも目礼されるのだ。

 1Rの締め切り間際だったので馬券は買わない。予想屋のおっちゃんのところに行って今日の一日分を買う。「いつもありがとう」ていねいにお礼を言われる。回を重ねるとどういう予想をしているのか膚で感じる?それはスポーツ紙もそうで、私の場合は積み重ね体験タイプである。(要するに痛い目にあって覚える、同じものを継続して覚える)

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 今日は馬連のみ2レースで取ったが、後は読みにくい展開だった。一着三着が多くてがっくりである。流れは完璧に向いていないのがわかるのだが、こういうときにムキになるのがヘボの弱点とわかっていても、同じことを繰り返すのだ・・

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 5Rの芦毛のシャクネツ(木村騎手)

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 芦毛の馬は特にかわいい。

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 部屋から見るよりも外の方が騎手と馬の息づかいも聞えそうでなまなましい。一生懸命走る姿はけなげである。先日、レースに出た馬が数日は疲れが取れない・・ことを知って、また違って見えてくるのだった・・勝っても負けてもとにかく元気で走ってほしいものだ・・

 馬を恨まず 騎手を恨まず 馬券を恨む?

 6Rが終わり、例によって7R~12Rまでの前売りを買ってから帰る。帰ってから結果を見るのも楽しみだ。レースが終って外れるまでは、小切手か宝くじのようなものなのだ?

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 結局、馬単が当たっただけのようでトータルは負けである。ややションボリするのだった。運が次第に遠ざかっていくようで、特に勝利の女神が探しても見当たらない・・でもここで負けるということは、何らかの多方面のツキがあることなのだと信じよう。

 ツキは公平 運は心がけ次第 不運は幸福の序章・・と思うのだ。

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 HIROに行ってから帰る。それから金太郎を出して遊ぶ。今日も留守番が多かったので、思いっきりサービスした・・金太郎は私にまとわりついてよく遊んだ。

 それでも時間が経つと、フイに腕の裏側は指をややきつく噛もうとする。「金太郎、噛んだら痛いんだよ」大きな声で諭すのだった。

 金太郎と何とか平和な状況になってほっとする。

 名人戦第2局は挑戦者の森内九段の勝ちで、羽生名人の連敗となった。序盤から激しい戦いであっというまに終盤となった将棋である。羽生名人が指せていたそうだが、あっけない幕切れとなったようだ。


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金太郎と格闘? [日記]

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 昨日は(4月20日水曜)朝早く起きてブログを書いた。その後で金太郎を出したのだが、いつもよりも長めに出したのが裏目に出て、ケージに戻らないので困った。精一杯遊ばしたので満足して入ると思ったのが甘かった。

 そこからは戦いである。金太郎は飛んで逃げ回る。いつもなら電気を消せばおとなしくなるのだが、金太郎もわかってきたのか、窓の方に逃げる。「きんたろう!」「ギャオー」追いかけっこだが、最近は大人になりつつあるので、金太郎も元気なのだ。

 ようやく捕まえて戻す・・困った。しょうがないので部屋の外のシャッターも閉めることにした。暗くするよりないのだろう・・金太郎は日に日に覚えてしまうので、自分が捕まらない工夫をしているようだ・・知恵比べになるのだが、「金太郎、朝はもう出せなくなるぞ」目を見て諭すのだが・・弟子に手を焼く師匠と変わりないか・・

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 眼鏡を外された。これがしつこいのだ。そして時々指を甘噛みする。怒ったときは本気で噛むのだが、そういうときはあえて指を出す。そうすると申し分けなさそうにゆるく噛む・・金太郎にとって唯一の抵抗の意思表示なのだが・・

 遊び時間を増やす方が、ケージに戻りたがらなくなるので困る。

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 ひとつリズムを狂わせると、悪いことを重ねる・・留守をしたり、一緒にいる時間が少ない後で、こういう感じになるようだ。大事にするほど身勝手になる面もあるので難しい。金太郎の教育に失敗?をひしひしと感じるのだった・・

 「金太郎、いい子やろ?」あきらめないで話をするのだった。

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 夜、HIROに行く。そのとき川崎新四段から電話が入る「今から行ってもいいですか」

 川崎新四段が家に来て雑談をする。近況を聞きながら、いつしか将棋盤を出して、課題の局面を検討している・・「最近の将棋には困ったものやなあ。さっぱりわからない」私の感想だ。

 「入門者の相手をしていると、有段者の相手ができにくくて参ります」川崎新四段の感想は私も同じ様である。スイッチを切り替えないといけないのだ。

 あれこれ話をしているときりがなくて、最終電車が近くなったので、帰った。

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 金太郎は川崎四段の頭の上をねらっていたが、迷った末に私の頭に飛んできた。朝の格闘はすっかり忘れて甘えてくる。根に持たないのが?鳥の、いや金太郎のよさである。その分、また同じことをしつこく繰り返すエネルギーがある。

 


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帰省する [日記]

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 昨日は久しぶりに帰省した。数日前から天気を見ていて日替わりの不安定な状況で迷ったのだが決行する。晴れ曇り小雨の天気のようだった?場所によって違う。

 朝6時前に目が覚めて、トビオ、クロに餌をやり、金太郎を出して遊ばせて準備OKである。6時45分くらいに出発できた。

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 私は運転スタミナ?がないので、いつもは1時間ごとに休憩していくのだが、昨日はほとんど休憩なしで走った。走れたといったほうがいいか。瀬戸PAに止まって休憩した。トイレに行くと、ツバメがいた・・春なのである。

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 いつもよりも2時間くらい早いペースである。帰省はいつもは週明けの月曜だが、今日は一日空けたので、体調がいいのかもしれない。

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 高速が四国中央市(三島)に近づくと、パルプ?の臭いがして来る。製紙会社の煙突の煙を見ると帰省してきたなあと感じる瞬間である。空は晴れてよかった。

 母は私に似てせっかちなので、今はどこなのかと何かあると連絡してくる。

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 家に着いた。庭のアヤメがきれいに咲いていた。

 

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 椿も存在感のある色彩だ。

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 これは何の花か聞いても忘れたが、これから一面に黄色が咲き誇るそうだ。

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 この離れの小部屋は私が住んでいた。その前は一畳の部屋で、帰省すると寝泊りしていた。当時はタバコを吸っていたので、すぐに煙ムンムンだった。そこで詰め将棋を作ったり昔からの将棋の友人が来て将棋を指してもいた。

 母は私が子どもの頃から一年中仕事で、休んでいるのを見たことがない。

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 早く着いたので、ジャジャうま市で買い物をする。山が見える風景だが、子どもの頃から見慣れた景色だ。

 埋立地なので昔はこのあたりは海岸だった。ちょうど潮干狩りで貝を拾っていた場所なのだ。海が消えたときはさみしかった。

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 今日はセールの日らしくて、格別安かったそうだ。いつもと値段が違う?ので新鮮な驚きだ。

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 デコポンと伊予疳とあま疳、ほのかなど種類が多くて迷うので、試食する。デコポンの箱入りとほのかのばら売りを買った。

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 母は押し車だが、スタスタ歩くのが早い。決めるのも早くて迷いがない。ついつい正直にポソリと本音の感想を言ってしまうので、こちらがヒヤリとすることもある。

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 帰宅して姉と四人で食事に行くことになった。

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 いつもの店だが、今日は賑わっていた?イス席でなくて、コタツ席である。私は天ぷら釜飯定食にした。母と姉は刺身定食、妻は釜飯定食だった。

 子どもの頃私はほとんど無口だったので、食事時でも話をしたことがない。学校でも家でも友人ともほとんどしゃべらないタイプだった。今は場合によってはおしゃべりで、そういう自分は余り好きではない。将棋界に入ってからおしゃべりになっていたが、季節は巡り人生も巡るで、そろそろ無口に戻り始めている・・のかもしれない。

 姉が「そういえば先日、土居のほうで将棋の何やらがあったなあ?」イベントのことらしい。兄が亡くなる時期にそのあたりの病院によく通ったことを思い出す・・

 私はきっすいの伊予三島育ちなので、四国中央市というネームには今も少々の違和感がある。子どもの頃に通った神社の片隅での将棋をする場所や、将棋の道場も思いで深いものがあるが、当時の人はほとんどいなくなってしまった・・高校を出て就職するときは、お餞別と万年筆をもらったのも懐かしい思い出だ。

 それから棋士になるまでのきつかった奨励会の頃にも道場に行って将棋を指したものである。多分みんな見て見ぬ振りを(それとも呆れていたのか?)してくれていたのだろうが、成績のことは聞かずに「森君がんばりや」と言ってもらっていた。

 棋士になって祝賀将棋大会を開いてもらったときのことも今もよく覚えている。

 今はその支部や将棋の集まりもなくなってしまった・・これも時の流れなのだろうが、とってもさみしい思いだ・・以前昔からの将棋の知人に「森君、人間は年を取るとなあ、生まれ故郷には何らかの恩返しをしないといけないよ・・」そういわれていたのだが・・つらいものがある。

 バリューに立ち寄って買い物をしてから戻る。隣のパチンコ店に入って、友人が来ていないか探したがいなかった。でも久しぶりにはいったのだが、ゴージャスなのか、派手々々なのか唖然とした。勝ち負けの金額が大きくなっているようだ。コツコツ働くこととのバランスが合わない気もするが・・よくわからない。

 姉がバスで帰った。

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 いつもようにブランデーケーキを買いに行く。

 それからフジに立ち寄って、買い物をして帰った。午後から少し冷え込んできたので、ドライブは止めにした。

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 少し休んでから、帰りの準備をする。この日はすべて早め早めに行動した。庭でセルフで記念撮影をする。

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 帰りは天気が崩れて、風もきつくなっていた。坂出から瀬戸大橋を渡るのだが、二輪車は通行禁止、車両の制限速度も50キロになっていた。風で車体がぶれるのは怖いので、60キロ~70キロの速度で、前の車に車間距離をあけて追走する。

 大橋の真ん中あたりでは風ももっときつくて、ハンドルを取られそうになりヒヤリとする。速度も50キロ~60キロに落とした。ゆるりゆるりの運転である。高速道路は雨よりも風が怖いのを実感した。何とか瀬戸大橋を過ぎてほっとした。それでも風はきつくて、ゆるりと走るので早めに出た割りには時間がかかった。

 吉備を過ぎて、竜野西SAで休憩して夕食にする。メニューを見ながら迷った末に醤油ラーメンとコロッケにした。

 ほぼ80キロ走行をしたので、帰宅したのは20時過ぎで、行きよりもずいぶん時間がかかったが、でもほっとした。

 年齢を経ると知らない方がいいことを知ったり見たりする・・生きていくことは、そういうことも含めて、歯を食いしばったり・・あきらめたり・・噛みしめたり・・することなのだろう。


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