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週末の日記 12月14日15日16日 [日記]

  ☆有段者研究会、大阪に出る 12月14日

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 この日は有段者研究会があった。私は午後から大阪に出る。

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 ホテル阪神で待ち合わせて、揃ってから故池崎和記さん宅に向かう。この日はベテラン棋士?が集まって、対談の仕事だった。メンバーは司会がSさんで福崎九段、脇八段、浦野八段、平藤七段と私だった。

 昔の関西本部でのことや、昔の棋士の話、懐かしい話がいっぱい出て楽しかった。本線から脱線してしまうので、何を話していたのかわからなくなることが多かった?

 池崎さんの本棚を見ながら幅広い本の山に埋もれて、とっても懐かしく感じた‥池崎さんは私と同学年で、麻雀、ヘビースモーカー、珈琲、本好きなのも同じだった。

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 20時過ぎに帰宅したが、有段者研究会はまだやっていた。弟子にはこういう日々を毎日過ごしてほしいものだ・・

 みんなが帰って、金太郎と遊ぶ。

☆土曜コース、土曜教室、忘年会 12,15

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 金太郎がトビオとクロのペットシーツ袋を噛んでいる。

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 午前中は子ども土曜コースだった。久しぶりに多かった。その割に静かでいい‥これは始まるまでの「詰将棋を解く時間」である。

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 子ども同士の対局と指導対局が始まった。一斉に開始する。

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 こちらではチェスクロックを使わないのもある。駒組みをみればある程度の棋力がわかるものだ。早い子やじっくりの子もいる。

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 銀ばさみになった‥

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 上手玉が堅くない‥これはうまく指されている。飛香落ち戦から。

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 三枚落ち戦から、ここで下手の指し方が難しい。ヤマ場である。

 午後からは「土曜教室」だった。今は大人が少なくて、土曜コースの延長みたいになっているが、もともとは大人ばかりだった。

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 土曜教室の忘年会を開いた。人数は減ったがいつもの和室で焼き肉である。今年のテーマは「尊敬する人、来年の目標」だった。

 忘年会という気がしないくらい、一年の経つのが早い‥

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 帰宅して金太郎と遊ぶが、出かけた後は機嫌が悪い‥不意に噛んでくることもある。甘噛みだが結構痛いのだ。つねられるような感じだろうか。

 私のまわりでウロウロしている金太郎。

☆日曜コース 12月16日

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 将棋盤の上に乗って駒箱から駒を取りだそうとしている。あっけなく開ける。

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 午前中は子ども日曜コースAだった。

 午後からは日曜コースBだが、指導が西田三段、阪上二段、高井6級といたので任せる。私は選挙の投票に行った。風邪をこじらせている妻は休み。

 昼から少し寒さが緩んだせいか、割と人が多かった。

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夕方に終わって、特別特訓をする。

夜は「伊丹将棋センター」の忘年会に出席した。車で送ってもらうのだが、店を間違えてあわてる‥すぐに気づいてまた車で送ってもらった。

 

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 食べ放題、飲み放題で2時間のコースだったが、みなさんタフである‥伊丹将棋センターは野武士のような人が集まっているので話も楽しかった。

 私の新刊「逆転の3手詰」も抽選に出した。

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 帰宅して選挙速報を見る。予想していたとはいえ、ゲンナリして見る‥問題意識のズレを感じる‥これで権力に好き放題されたらたまらないなあ‥

 わたしもよほど投票を棄権しようかと思ったくらいだが、投票率は低かったみたいだ。小選挙区制の怖さで、流れが傾くと圧勝してしまう。でもこれも民意なのだ‥でもなにかやりきれなさを感じてしまう・・常に反対勢力が拮抗するバランスのいい政治になってほしいものだと思う。

 

 


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木曜入門コース 12月13日 [日記]

 

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金太郎はこのプリンターの中に入って、ふたをバンバンするので困る・・

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 駒でなくて、ダンボールの紙をちぎって咥えている。

 

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 歌を聞くときのスタイルで、ここから「ポン」というと「歌ってよ」になる。「ポンポンポン、花火がポン、ポンポンポン、きんちゃんがポン」から始まって私が数曲歌う‥しかしすぐにアクビされるのだ‥

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 夕方から木曜入門コースだった。毎回、今日は静かに集中して将棋に向き合ってほしいと思うのだが、なかなかである‥12名全員に指導するのだが、最近は下手の勝率が下がっている。

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 遅くとも5六成桂から4六成桂をねらう。「確実に攻める」

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 7六竜、6六歩、6五金まで即詰みがある。「実戦の詰みはうれしいものだ」

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 1六歩、同歩、同香=数の攻め

 1七桂成、同銀、1六歩=桂の奇襲の攻め

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4六金、同銀、同竜と攻める=寄せは素早く

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 4六歩、同金、4五銀=攻めは飛角銀桂。攻める練習が大切だ。

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 5九銀=終盤は玉のそばの守りの駒を攻める

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 ①7八銀、同玉、5八竜=駒を捨てて取り返す

 ②4七馬、同金、7八銀=守りの死角をつく攻め

 こういう終盤で寄せのテクニックが身に着くと将棋も楽しくなる。

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 入門コースでは基礎の基礎の練習だが、技をかける、技にかかるのが大切だ。

 終わって帰宅する。金太郎が待っていた。

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 よく遊ぶ

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 日記のブログも日数がたつと記憶が曖昧だ‥

 

 

 


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アドバイザ棋士、酒物語 12,12 [日記]

 

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 また遅れ気味のブログであせる‥一日過ぎると半分の記憶が消えてしまう?

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 水曜日は(12月12日)午前中、仕事をこなして、昼前に関西将棋会館に向かう。アドバイザー棋士の仕事だった。

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 環状線の福島駅から歩いていると、この高速の曲線がきれいだ?都市の風景である。

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関西将棋会館の前からの風景も味がある。

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 アドバイザー棋士の仕事は道場のお客さんのアドバイザーという意味だが、棋士にとっては指導対局をこなすのが自然でやりやすい‥

 本局は平手戦でここから7四銀、5五飛、同馬、同歩、5六角、6七金右、2九角成、6二銀で決まった。

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 角落ちの戦いで、ここから下手の4四歩が好手で困った。以下3五歩、4五歩、3六金、5五歩、4七金、6五歩と戦いが始まった。手順中5五歩では4四角で苦しいと思っていた。本譜は6五同歩、同銀、5五歩で形勢が戻った感じだ。

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 二枚落ちの力戦形で、ここから上手3六歩、同歩、同金、4六歩、同銀、3二銀と進んだ。下手の方が攻めも受けも陣形があいまいな感じがする。ここからは腕力勝負?かな。

 アドバイザー棋士の仕事が終わって、販売課で買い物をする。

 17時前に妻が来て、17時に黒川博行さんと奥様、Sさんと奥様、息子さんが待ち合わせでやってきた。

 将棋会館は初めてだそうで、館内を案内する。

 それから先輩棋士と事務局に依頼して、5Fの対局を観戦させてもらう。めったにない機会である‥妻も初めてだったので息もしずらい雰囲気に驚いたようだ‥でも緊張感がとってもよかったとの感想をもらえてよかった。

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 塚本にある「酒物語」という店に連れていってもらった。フグのコースだったが、初めのビールの後で珍しい生酒をいただいて、一気に酔ってしまう?

 途中でお腹がいっぱいになってしまった‥普段ならてっちりやカニは私の得意分野なのだが、手を出せない‥(明日食べたいなあ‥)

 いろんな楽しい話で盛り上がって、時間が過ぎた。しゃべりすぎないように心がけていたのだが、飲むと怪しい‥余計なことを言わないように心がけているのだが、余計なことしか言わなくなる?傾向があるのだ。

 黒川さんはときどき席を外し、葉巻を吸われていた。それがカッコいいのだ。

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帰りはJR塚本から宝塚に向かう‥心地よいほろ酔い気分である。

 帰宅して金太郎を出す。時間が遅いのだが、金太郎は、どこに行ってたのという表情ではしゃいでいた。


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園田競馬 野間五段来訪 C級一組順位戦 [日記]

 

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 昨日は(12月11日火曜日)園田競馬に行く。野間俊克五段も一緒だった。

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1Rの5番トヨナリキング(竹村騎手)まだらの芦毛もかわいい‥

 

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1Rの4番タケマルキンの坂本和也騎手

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5番トヨナリキングの竹村達也騎手

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8番シーエヴリンの吉村智洋騎手

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 9番モルフェバレーの田中學騎手

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7Rは木村騎手と川原騎手の競り合い

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 8Rのゴール前

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メインの10Rは「西宮えびっさんの酒特別」レース

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 昨日は前半は微妙に当たらなくて、ゲットしても抑えのワイド馬券が多かった。野間五段もじれてしまう?流れだったが、10Rの3連単の万馬券をゲットしたようだ。

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 野間五段の見てびっくり!7番1着固定の馬券だった。危ない?のだが結果は木村騎手が逃げ切ったのでほっと一安心。勝負手が成功した‥2着がよくて?万馬券になった!

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 私はバントのような手堅い作戦で一応ゲットした。もちろん3連単もワイドも抑えてある・・妻はこの日はワイド馬券が多かったようで、紐穴ねらい?

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 優勝した田中學騎手‥いい表情で、この人は根性がある。騎手リーディングの首位を走っている。

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 冬の日差しは陰るのが早い‥

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 部屋で記念撮影をする。馬が走っていない背景だが?やや重い表情なのは、部屋の中の暑さと外の寒さと馬券の当たり具合だろうか?

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 最終11Rは3連単をゲットした。配当は低かったが、珍しい買い方で離れ業である?私の得意のフォーメーションである。

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野間五段も一緒に帰宅して、鍋にする。万馬券のお祝い会である?

家でだと私も飲めるのでいい‥競馬の話やらで遅くまで話をした‥

 夜はC級1組順位戦をネットで観戦する。糸谷六段が早く終わっていて、片上六段も勝ちでほっとする・・弟子の勝利は師匠の気分をよくしてくれる。糸谷六段も片上六段もまだまだ成績は物足りないが、ひとつひとつ積み上げていってほしいものだ。

 弟子の成績はあまり意識していなかったが、最近は奨励会の弟子の成績に過敏になっているせいもあるかもしれない。

 勝つことはえらいことだ‥確か塚田正夫九段の言葉だが、それに尽きると思う‥勝ちを意識すると勝ちが遠のくが、勝ちを望まないともっと勝ちが遠ざかる気がする。勝ちは得ようと思って得られない面があって、転がり込むのでもないが、地道に日々向き合っていると、授かるものかもしれない?

 


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大石四段来訪 [日記]

 

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 昨日は(12月10日月曜)オフで気分的にも午前中ゆっくりできた。

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 週末はなかなかゆっくりかまえないので、金太郎の相手をじっくりする。ところが長い時間だしていると、なぜか荒くなる・・でもこの日は久しぶりにハンガーを全部落とした。

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毛づくろいをしている。

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 下に降りて歩き回るのも好きらしい。自由を闊歩しているのかな?

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とうとう柄が割れてしまった眼鏡で遊んでいる。

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 ふすまも張り替えないといけないのだが、金太郎がいるので躊躇してしまう・・

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 11時に大石直嗣四段が来訪。11時25分くらいに家を出て、宝塚の「龍坊」の点心を食べに行く。予約していてよかったみたいで、すでに女性客で満員だった。

 点心セットにジャスミンティーを注文したが、私はここ最近、鼻が利かなくなってきつくないと匂わない‥

 大石四段とは久しぶりである。近況を聞きながら、でもネットで将棋を見ているのでしばらくの気がしない。今季は竜王戦の活躍を中心に結果を出してきている。コツコツだが負けん気の強さを秘めているのが頼もしい。

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 龍坊も来年の春にはなくなってしまう話を聞いているが、もったいない‥この界隈はもともと宝塚ファミリーランドがあった。動物園もあって憩いの場だったのだが、不況から様変わりしてしまった。

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 結婚式もあるらしい。なかなか似合う大石四段。

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 凍える寒さの中で記念撮影をする。その後で庭園を散策、手塚治虫館、昆陽池などいろいろ案はあったが、寒いのでおっくうになって、結局喫茶店に行くことになった。

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 中山寺にある喫茶「らんぷ」に行く。

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 喫茶店では妻や私の競馬の話を淡々と黙々と聞いてくれる、やさしい大石四段だった・・

 「棋士になって五年経ちます‥」大石君の話にもうそんなに経つのか‥それ以来、門下で新四段が生まれていないのか‥厳しい状況を思う。壁が厚くなって、叱る、激励する、心配する、ことよりも共鳴してしまうのが良くないのかもしれない‥

 成績表を見ると二段以下はもっと苦しい状況だ‥師匠として仕事ができていない結果だが、それがつらい‥頭を抱えてしまうが、弟子たちが自分で切り開いていくしかないのである。

 大石四段は奨励会に入って、教室の手伝いをして、修行して、棋士になって卒業のいいパターンを作ってくれた。棋士になった当初はかみ合ってなくて心配していたが、最近は大石四段らしさがにじみ出てきている将棋で、たくましい。まだ活躍の割に地味な存在だが、根の張る地道さは長い歳月で磨かれるものなので、もっともっと鍛えてほしい‥活躍してほしい。

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 スズメさんがザクロの樹に群がって騒がしいが、少しの音にも敏感でさっと散っていく。「スズメサン、オハヨウ、ハトーハトー」金太郎が声を掛けるが誰も相手にしれくれない‥

 大石四段を見送って、家に戻って昼寝をする。暖房の中では眠くなり、外に出て目が覚める‥冬は何もしないでも体力を消耗する。

 ネットで奨励会の成績表を眺めながら、なかなか勝てない、なかなか前に進まない、そんな状況の弟子の方がほとんどである‥ことを何度も確認する。厳しい状況に向き合っていくには、かなりな精神力が必要だ。

 村山九段が「将棋は心の強さが大切です」と言ったのは実感だろう‥村山君は奨励会の例会で二勝一敗のとき「まあまあやなあ」と言うと、きりっと向き直し「ダメです。負けたら死にたくなります」と「真顔で言われて驚いたことがある。

 棋士になってから「棋士は勝つのが仕事です」そう言って私の顔を見られて困ったことがあるが、「じゃあもっと仕事せんとあかんなあ」というしかなかった。きつい言葉は他人に対してではないのだが、ともすると攻撃的にみえるのだ‥内なる自分を叱咤していることがほとんどだった・・

 時代が移って環境も異なるので、それぞれ自分でもう少し向きあってほしいものだ。仲良しがよくない、仲間は距離感が大事だ。山奥にいて修行して、里に出てくる、そんな心がほしい‥仲間とつるまないでひとりで飯を食えないなら修行は無理だ、そう思う。ある時期は特にそうなのである。

 人に好かれても、人に好かれない方がいいのである。いい人と思われたらダメである。悪い人と思われたらもっとダメである。ではどうしたらいいのか‥そういうことを考えないで生きていくことか・・将棋盤を食べて暮らしていけばいいのだなあ‥と思う。

 弟子の負け 10倍堪える 師匠かな

 

 


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日曜コース 12,9 [日記]

 

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    手を甘噛みする金太郎。以前は本気で噛まれていた?叱られた腹いせに噛むのだ。

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  昨日は(12月9日日曜日)午前中、子ども日曜コースAだった。欠席も多くて昔に戻ったような雰囲気だった。全体の人数は増えているが、毎年入れ替わりもあって、今は割と低年齢化している気がする。

 私は将棋を指すことが大好きなので、指導対局ならいっぱい歓迎である。だから礼儀や挨拶は基本的に教えるのは苦手だ。将棋を教える教室に徹したいが、子どもの場合はあやういこともあるのでやむを得ず叱ることもある・・

 将棋に目を向けないのは共同責任で?生徒も指導側も見直しが必要と思っている。面白さを伝えられないのは、やはり何かが足りないのである。

 でも私は明るく楽しくは向いていないので、ひたすら将棋が好き、勝っても負けても指すのが好き‥そういう子どもが歓迎である。強い弱いでなくてそういう雰囲気が好きなのだ。

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 勝ち負けにこだわるのもいい面があるが、それよりも将棋は戦う楽しさを知るのがいいのだと思う。勝負はすべてそうだが、草木も生えないシビアさも大事だが、戦う楽しさを味わうのが醍醐味で、結果はその次である‥

 勝つ楽しみの裏には、負ける悔しさつらさがついて回る、その過程の中でたくましさや不屈さが生まれてくるものだ・・勝ち負けだけにこだわると、必ず痛い目に会うし、面白くなくなってしまう‥勝ち負けでない、戦いのテクニックやスリルがいいのだ‥

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 四枚落ちとしてはうまくいっていないが、3二金から3三金をねらえば難しい。大駒落ちの戦いは、自滅しなければ必ずチャンスがくるものだ。

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 飛落ちからだが、上手が6五歩と仕掛けた、王手飛車のラインに注意だ。戦いは常に隙を作らないように運ぶこと。

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 四枚落ちで上手も下手も矢倉の戦い。こういう場合は上手の6五歩の位をねらうのがいい。そのための駒組はいっぱい考えられる。位を確保できると上手ペースになるものだ。

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 五枚落ち戦で、うまく指されている。ここで3四銀なら受けなしだ。実戦はそうならなかった。押さば引けではないが、案外難しいのが引き技だ。攻めっ気たっぷりなら1六銀、同歩、2七歩成や2七歩成、同金、1六銀もある。

 午後からは「日曜コースB」だった。こちらも出席が少なかったが、その分じっくりと指せたかな?この時期は人数が読めないので、それなりの対応をするのがいい。

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 阪神JFは珍しく3連単を買っていたが、二着に7番クロフネサプライズが入着して負け。300万馬券には驚いたが、15番人気ではお手上げだ。一着1番ローブティサージュと三着に入った10番レッドセシリアは買っていたので、かすかに?惜しかった。

 WIN5は同着があったようで、2億円と1500万の配当だった。私の買ったのは本命路線(本命と2番人気が中心)は大外れだったが、穴馬路線(自分の考えた3番人気から4番人気が中心)中山10レースが外れただけだったので無念である。

 中山10レースで勝った6番ドリームセーリングは、逃げ馬でしかも私の予想では5番人気だったのだ‥(逃げ馬はたいていマークする)かといっていつもいつも5番人気まで手を広げにくいのだ‥

 まあ自分の予想の中の馬が勝っているかどうかがテーマなので、結果はでていないが、当たらずといえども(かなりだが)遠からず、と思っている。

今朝、レースを見直すと、ぶっちぎりに逃げ勝っている。

 目的があると集中できるもので、競馬をこんな風に鍛練しているのは初めてである。私は年齢とともに、こっそりひっそり、わがまま度を高めているのである・・

 決して善人にならないように心がけている‥金太郎がこれから30年生きているので?倒れるわけにいかないのだ‥世間にイヤがられてもイヤがられても生きて行くのだぞ!

 


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門真に行く 奨励会例会 12,8 [日記]

 

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 土曜日はパナソニックの年末のイベントで門真方面に行く。なぜかこの日はいつも寒いのである・・

 この日は奨励会の例会もあった。もともと土曜特訓コースの日でもあったので、間違えて来た子もいたようだ‥テキストに書いているのだが、間違えやすい‥

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 金太郎と遊ぶのだが、以前と違って幼稚な遊びが減ってきた代わりに、新しくチャレンジしようとするので危なっかしくて困る・・金太郎も青年になってきたようだ。もう少しすると二度目の反抗期もあるようだ‥

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 太陽の塔に会えるので、門真には大阪方面からでなくて、モノレールに乗るようになった。自分の心もとなさを?少しでも励ますためかもしれない‥見るたびに違って見える。岡本太郎さんの世の中を睨みつけた?愛嬌のある表情も浮かんでくる‥

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 クリスマスツリーの季節なのだ‥

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 メイン会場は雨の予報で体育館に変更したらしい・・将棋は別館である。指導対局が中心だが、囲碁に比べて少ないぞ‥このイベントでは普段顔見知りのメンバーの方が親子連れで来られるので面白い‥それから飛び入りの大人や子ども達である。

 10時過ぎから15時までで終了した。

 帰りは裏の方の道から「大日」まで歩くことにした。冬晴れの昼間である。

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 またモノレールに乗る。太陽の塔を一瞬だけ観た。

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 帰宅してのんびりする・・夕方遅くに奨励会の結果報告の電話が鳴る。今回は成績が割れたようで、全体では芳しくなかった・・

 みんなそれなりに踏ん張ってはいるのだが、普通の踏ん張りでは越えられない壁があるようだ。奨励会全体でレベルアップしてシビアさが増している気がする。熾烈な戦いというよりも、長丁場を耐え抜くタフな精神と、日々のかたくなな精進が必要なのだろう・・

 古い言葉だが苔の一念・・それが必要なのである。だめかもしれない‥疑心暗鬼な気持ちとにらめっこしていくようなものだろうか。

 時代の流れと枠組みのズレや心情の面で?師匠の力の及ぶ面が減ったのと、どこか死にものぐるいで向かっていくような野蛮なパワーが足りない気もする。

 世間や他人に左右されない冷静な分析力、判断力と、この世に一人になっても生きていけるタフな人間力がほしい‥(よく考えると自分にも足りない分野のことである)

 年齢に関係なく、追い詰められた野獣になってほしい‥私の弟子は素直で穏やかな羊が多いのかなあ・・


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大阪に行く 12,7 金曜日 [日記]

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 ブログが消えてしまった。仕方がないまた書き直しである‥

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 将棋盤の布をかじる金太郎、盤は固くてかじれない。

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 妻と一緒に梅田に出る。新装なった阪急デパートに入るのは初めてだった。梅田界隈はデパート商戦激戦区である。

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 地下鉄に乗り換えて心斎橋で降りる。「ワンピース」の広告だ。

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 托鉢の僧がいた。道行く人は無関心だがそれが修行になる?

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 心斎橋大丸前のギャラリー永井での「黒川雅子日本画展」 ブログ

 

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 毎年この時期に開かれている?つかのまながら芸術に触れられる時間である。

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 創作にまつわる話を聞かせてもらう‥

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 舞子さんの絵の前で、記念撮影をしてもらった。

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 華やかで厳かな舞子さんは16歳から20歳までの短い期間しかないそうだ。

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 「咲食」の装丁は黒川雅子さんで、私のエッセイも掲載させてもらっている・・

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 ギャラリ―を出て心斎橋を歩く。これは大丸の玄関の彫刻で火の鳥に似ている。

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 心斎橋をブラリ

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 御堂筋はイチョウが盛りだ‥近くのアメリカ村に立ち寄ることにした。

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 背の高い電気スタンドのようなものが目に付いた・・

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 キリンのような格好でこの街に似会っている。

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 今日の目的の店。甲賀流のたこ焼きの店は三角公園の前で、すぐにわかった。

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 派手な看板の割に静かな風景

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 鳩もくつろいでいる・・平和な時間だ。

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 この街に似合っているのかいないのか‥そんなモニュメント

 

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 少し前の時代が浮かぶ彫刻だ。

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 ここからの風景が気にいった。アメリカ村の中心あたりかな。

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 どれくらいの時間を待つのだろう‥阪急デパートでも二時間待ちの行列があった。

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 昔懐かしい風景で、中学の修学旅行でこのあたりの旅館に泊まった記憶がある。

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 道頓堀に出た。

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 道頓堀に巨大プールの、いかにもつまらない都市構想があったが‥どうなったかな。

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 古い建築は気品がある。

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 面白い看板があった。

 

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 昼食は今井に入る。亡くなられた西川先生に何度か連れてきてもらった店である‥やはり親子どんぶりを注文した。

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 店を出て丸福珈琲店に行く。

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 いかにも大阪らしい喫茶店で、妻はホットケーキと珈琲、私は菓子と珈琲にした。

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 大阪らしい路地もいっぱいある。

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 若者向けの街に変貌しているが、由緒ある店はそうでない‥昔からのものを大切に守っている。

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 布の端切れの店だが、並ぶと貫録もある。

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 難波から帰宅する、ちょうど選挙演説で小泉進次郎がくるらしい・・ひとだかりがあった。

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 甲賀流のたこ焼きの包みもよかった。

 夕方からは特別特訓をする。

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 金太郎は外出から帰るとうれしそうに電話の音を真似る。

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 終わって、ゆっくり遊ぶ。めまぐるしい一日でもあった。

 


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澤田四段来訪 12,6 [日記]

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 金太郎はこの止まり木をかじってしまって、しかも緩んでしまっている。

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 新しいおもちゃを渡すと、気にいって遊んでいる。

  昨日は(12月6日木曜)澤田四段が来訪。逆瀬川にある「ピッツェリア エ トラットリア ダ マサニエッロ」という店に行く。窯焼きピザの店らしい。

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 11時30分開店だったが、予約などで、すでにいっぱいのお客さんがいて、カウンターしかあいていなかったようだ。

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 澤田四段と妻が何たらかんたらのピザランチを注文して、私はパスタランチを注文する。ピザは大きくて圧倒される・・とても食べきれない‥(持ち帰りも可らしい)

 でも味はよかった。ピザは苦手な私でも迷うことなくおいしい‥

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 食後のエスプレッソは濃厚な味だった。

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 この窯で焼く

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 入り口で記念撮影をした

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 妻の注文に素直に聞く澤田四段は、いつも変わらないペースが持ち味だ。子どもの頃から将棋も性格も手間がかからない‥それでいていつも初々しいのが魅力である。

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  大きなピザを食べきるのに精一杯で、今度は味わって食べたい?

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 金メダルの字が目立つ?小さい方がインパクトがあるかもしれない・・目立たなさすぎる「森六段将棋教室」の看板と対照的だ・・(看板はまだ六段である)

 

 食後は喫茶店に寄らないで、寒いので家に戻って雑談をする。将棋とプロレスの話題が多いのだが、チラリとのぞく負けず嫌いの精神が澤田四段らしくていい。

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 夜はネットで指導をしながら、A級順位戦の羽生vs高橋戦を観戦する。高橋九段の追い上げで見ごたえのある将棋だった。最後は気づかないままの逆転?で羽生勝ちとなった。

 

 将棋はその局面、その局面でぬかりなく形勢や状況を把握するのが大切なのだなあ‥それにしても羽生さんの最終手1八角は強烈で夢を見そうだった‥


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スズメさん [日記]

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 昨日は(12月5日水曜)午前中、膝のリハビリに行く。久しぶりだった。待合室では「3丁目の夕日」を見ることが多い。昔のよき時代の漫画である‥

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 金太郎は椅子の上か私の頭の上が落ち着くようだ・・

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 プリンターをかいくぐって窓際に出る‥「あぶないよ」まれに落ちることもあるのだ‥

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 スズメがやってきているので、外に聞き耳を立てている・・

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 ザクロの木に群れているスズメさん達・・餌も置いているので、おかげで家の玄関の門は汚れてしまうが、まあしょうがない‥スズメ達は私が出かけたり戻ると、群れで歓迎する?こともある。

 午後からはOさんが来宅。先日の「大駒落ち相談将棋」の観戦記を書いてもらうための解説である。年末に掲載なのであわただしい‥

 終わってから雑談をして、駅まで見送った。

 夕方からは特別特訓をする。

 みんなが帰ってから、金太郎を出すが、どことなく不満気味である。噛みそうになったので真っ暗にする‥最近は留守が多いのでさみしいのだ‥金太郎は人と変わりない感情を持っているのが伝わってくる。


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