篠山に行く [日記]
天気が悪かったのと金太郎のことがあって、そしてトビオもクロも高齢になって、なかなか遠出のドライブに出かけられない日々である。
知らない間に毎日、金太郎の写真を撮っている。凝り性というよりも面白いからである。金太郎は毎日同じ様でも、微妙に異なる仕草をする。
またプリンターに入っていじり始めたので、ごまかして布に乗せる。しかし金太郎はしつこいのである。この執念深さが言葉を覚えるエネルギーになっている気がする。
とうとう目をつけられたカレンダー
正面から見るととってもかわいい。横から見ると怖い、ナナメから見るとカッコいい。
昼食の後で、久し振りのドライブにでかけた。宝塚の中山台のトンネルを越えて西谷に出て、そこから三田方面に向かう。176号線を走るのは久し振りだった。どこに行こうか迷ったが、何となく篠山方面に向かって走る。途中で372号線に移った。デカンショ街道である。そこですぐにこの遺跡の説明のような立て札に出会った。
篠山城の築城に使われた石らしい。石に符号があって、何処から運んだかわかるように刻印していた。
残されていた刻印
デカンショ街道は車も少なく、風景も心地よい。
篠山に着いて、以前に停めた駐車場を思いだす。そこから散策を始めた。
観光客は土日がメインなので、平日はひっそりしている。
街角ライブラリー
和風の家の風情のある入り口
大正ロマン館は篠山城跡近くで、篠山の中心にある。
丹波篠山と言えばイノシシ?である。
昔の風情が残る町工場、何度来ても懐かしい。
どこか昔を思い出す風景だ。高いビルやマンションがないせいだろうか。
静かな住宅地にも歴史を感じる
人がいないのに人のいる風景はさみしい
篠山城下町を少し出ると、こういった風景が広がっている。
ひっそりと咲く
自然な風景
無意識に昔の時代を連想する・・そんな風景だ
花は語らず 静かに咲く
あっという間に時間が経って、金太郎のもとに帰る・・久し振りのドライブだったので、途中で眠くなって困った。
夜は少し早めに金太郎を出す。出かけた後の金太郎は概して態度がよくないようだ・・悪さをして不満をぶつける?それがわかると叱りにくくなる。そして増長するのだった?
金太郎はスプリングクリップがないと10秒くらいで開けてしまう。このクリップが邪魔なのもわかっているので、ときどき遊ぶフリをして外そうとしているのがわかる。出かけるときは念のために下にも大きなスプリングクリップをつける。
半日出かけるときはテレビも声を小さくしてつけっぱなしで、さみしくないようにしている。金太郎は我々がいないときでもしゃべる練習をしているのだろうか?興味がある。
雑然としているのは、金太郎が落としたものと、私の雑さからである。
早めに金太郎を寝かして、HIROに行く。
日々あれこれあるが、弱弱しくとも自分の出すかすかなエネルギーを、何とか消さないで持ち続けよう・・